味噌汁に餅を入れた変則雑煮で朝食。唯は昨夜から餅が気に入って、焼かずに醤油をつけて齧っている。昨夜は3つも食べた。いつもご飯をほんの少ししか食べないので心配していたが、いっそ主食を餅にしてしまおうか。和子は唯が食べているのを何でも欲しがるが、喉に詰まらせる危険があるためまだ餅は我慢させる。ただ和子は自分の要求するものがもらえないと、目の前の皿やコップを払ったりして怒りをぶつける凶暴な奴で困る。

1限の授業でいきなり寝ようとする例の3年男子に雷を落とす。びっくりした顔をして神妙そうにはしていたが、しかしどうやっても眠気は襲ってくるようで、授業後半には頭を揺らして耐えていた。これだけ眠いのは夜ほとんど寝ていないのではと思われる。おそらく俺以外の授業では寝通しだろう。バイトか何かやっているのか知らんが、しかし授業担当の立場でそこまで解決に乗り出す気もない。担任に現状を伝えるに止めておこう。

部活、プールが綺麗になってさぞ喜んでいるかと思いきや、S嬢「これまでよりはましですね」と覚めた反応。まあプールのコンディションを保つのは顧問として当然の役務なのだから、恩着せがましく振舞うのは良くないだろう。今日は7限に総合があって始まりが遅かったため練習が終わる頃はかなり暗くなっている。体育館外壁に取り付けられた照明、どこでスイッチを入れるのか確かめておかなくては。今のままではターンも恐くてスピードが上げられないだろう。

7時過ぎに帰ると既に子供たちの寝かせつけは終わっている。今日も大変だった様子。お袋が用意してくれた夕食(鰻蒲焼など)をもらう。いつもは寝かせつけを一緒にしているうちに俺も寝入ってしまうのだが、その仕事がない今晩は久々に読書ができる。安東能明「鬼子母神」を読了。ラストになってそれまでの淡々とした描写が一変し、ホラー色が強くなるのに驚く。テーマがテーマだけに(幼児虐待)、読後感も気持ちいいものではない。