つくづく考えるに、ジブリ美術館はまだまだ大きく儲けられる要素を持っている。つまりディズニーのような儲け主義を排除して、子供たちの夢を大事にする方針を取っているのだろう。館内の写真ビデオ撮影は一切禁止というのも、記録に夢中になって実体験をおろそかにしないでという宮崎駿のメッセージだ。しかしディズニーランドも創業者ウォルトが死去してから肥大化の道をたどって行ったように、これだけ魅力あるコンテンツの数々がいつまでもアミューズメントパーク化しないでいられるのも、御大が生きている間だけではないかという気がする。やがて全国各地にジブリパークが展開され、トトロやポニョのキャラクターパレードが繰り広げられる・・・それはそれで子供達も喜ぶとは思うが。

寝ぼけ眼の唯を抱えて、久しぶりにラジオ体操に参加。もうじき夏休みも終わりだが、結局唯は体操の手順を少しも覚えないままになりそうだ。ちょっと集中力に欠けるのかもしれない。ゆっくりと朝食、子供たちと教育テレビ子供番組を見て過ごす。部活も急ぎの用もない午前中というのは本当に魅力的だ。和子は最近「いないいないばあ」に夢中で、このところ遠ざかっていた唯まで一緒に楽しむようになった。和子は発語できる種類が限られているのか、「ニャーニャー」「ブーブー」は言えるのに「ワンワン」は言えない、のか言おうとしない。「いないいないばあ」とはやけにはっきりと言うのだが。

唯を連れて三日ぶりに学校プールの逆洗に行く。ついでに泳がせてやろうと思ったのだが、途中で寝てしまったのと、一時的にとんでもない土砂降りになったので断念、そのまま寝かせておく。本屋で唯にアンパンマンの絵本、和子に果物の絵本を買ってあげる。一時ほどアンパンマンに対する情熱を見せなくなっていた唯だが、今日の買い物にアンパンマン図書カードを使おうとしたのが、彼女の眠っていた欲求を呼び覚ましたのかもしれない。家ではA子が久々にピアノレッスン。その後お袋が作り置いてくれたシャケちらしで昼食。

昼飯後、元実家のあるS町に向かい、実家を買い取ってくれたOさん(正しくは俺と同年のT君が買ってくれたのだが、その両親が隣に住んでいる)に一家で挨拶に行く。前々から親父に頼まれていたのだ。懐かしい実家を前にしばし立ち話。今のところが見つからなかったら、俺達がここを改装して住んでいたのだろうか。駅に近い割に穏やかで良いところではある。帰って夕食は茄子・シメジ・ミートボールのトマトスパゲッティ。子供向けの穏やかな味付けに仕上がったつもりだが、最近は和子のほうが遊び食べが激しくろくろく喉を通らない。食後の義姉からもらったチョコレートケーキの方が娘達の絶大な関心を呼んだのは当然といえば当然か。