唯の弁当が昨日で終わり、今日からしばらく午前通園ということで、A子も弁当作りから解放されゆっくり寝ている。朝食はうどんとする。ナスの卵とじを具にしただけだが、皮の剥いてあるナスが食べさせやすいと好評。朝のうちは雨模様だったが、登校時刻にはどうやら晴れてきたようだ。

今日は終業式、校歌練習、壮行会、表彰など盛りだくさん。その後休む暇なく大掃除。休養室を見ると、成績処理の一番忙しい時期に年休を取って俺がフォローに廻らねばならない原因を作ったT田が、悠長に新聞を読んでいる。まさか大掃除までサボるつもりじゃないだろうな・・・と思いつつ自分の教室の掃除監督をして、戻ってみると本格的にソファで眠りこけている。同僚がお互いをあげつらうのは不健康だと分かってはいるが、どうしてもこの思いを抑えきれない・・・こいつ本当に給料泥棒だ。

部活を見ながら平行して欠課の多い生徒の補習指導、三者面談、進学補習の準備と、プールと職員室を行ったり来たりで忙しい。その間例のT田は俺の机の向かいでずっと居眠りか、起きたと思ったらパソコンで何かを眺めている。どうしてこんなにのんびりしていられるのか、仕事がないのなら目障りだからとっとと帰ってほしいと思う。

夜は学校全体での1学期の慰労会。A子に唯を寝かせがてら車に乗せて会場まで連れて行ってもらう。唯は車に乗って5分で寝てくれたが、あまり易々と寝入ってもらっても夜中に起きないか心配だ。飲み会自体は何だか退屈で、話し相手もいないまま時間が過ぎていく。ので、掟破りとは分かっているが、まだ幹事からお開きの宣言も出ぬまま一次会の会場を抜け出し、SHに寄って帰途につく。

家について11時過ぎ。静かに寝付いたが、恐れていた通り唯が夜中の3時過ぎに起き出し、大声を上げて走り回るので和子も目覚めてしまい、てんやわんやになる。困り果てたA子から「それぞれ別々に相手して眠くなるのを待とう」と提案を受け、唯を引き受けたにもかかわらず、俺と二人きりになると「かあかのところへ行きたい」と言って泣き出し、泣き止まないのでA子がため息と共に連れて行く。背中が「どうして泣かすの?」と怒っている。しかし俺はどうしたらなだめ寝付かせられるのか分からない。