夜中に歯痛で悩まされ、常備薬を探るが痛み止めはなし。仕方なく正露丸を(本来の使用法は歯の穴に詰めるのだが今回は塞いだ下から痛むので)痛む歯茎に擦り付けるようにしてみる。痺れるような刺激が痛みを和らげてくれ、どうやら眠りにつく事ができた。起きたのは6時過ぎ、母子はまったく起きる気配を見せないので、昨日ほったらかしにしたキッチンの清掃や洗濯に精を出す。

遠征中に電話で聞いたところによると、シラミはこれまで園で確認されておらず唯が初めてだという。そりゃ絶対隠しているだけだって。夫婦で憤っていても仕方ないので、薬用シャンプーを一家全員で使い、根絶させて復園させるしかない。本人にそれほどの自覚症状がないのが救いか。

7時過ぎに起き出しA子に頼み、彼女が歯医者にかかった時にもらった痛み止めの残りをもらって何とか小康を保つ。それでも物は噛めない。何しろもはや奥歯が合わさるだけで激痛が走るのだから。俺は冷ご飯でお粥、母子は味噌汁と目玉焼き、納豆の朝食。久々の俺の休みという事もあって、A子はあれもしようこれもしようと計画を立てていたらしいが、生憎朝からひどい雨、結局子供達をあやしながらあちこち片付けで過ぎてしまう。午後からピアノコンサートに行くA子のためお昼にラーメンを作り、ついでに唯にも食べさせる。和子は昼寝中。

A子を駅まで送り、唯とスーパーへ買い物。恒例のソフトクリームを食す。舐めるだけの食べ物なら大丈夫。でも気のせいか、食物が口中に入るとそれだけで鈍痛が起こる感じ。家に戻ると和子が起き出していて昼飯を食べさせねばならない。俺のお粥の残りに味噌汁をかけただけでも喜んで食べてくれる。しかしスプーンを口に持って行ってももはやお気に召さず、プイと横を向いてしまうばかりで、あくまでも(たとえグチャグチャにかき回されても)自分の手で食べなければ気がすまなくなっているのだが。

唯が遊び疲れてソファで寝入ってくれたので、和子をばあばに見てもらいながら夕食準備。歯の痛い俺でも食べられるようにとシチューにする。下ごしらえが終わったころA子から電話あって迎えに今度は和子と一緒に行き、揃って夕食。お粥とシチューはあまり相性が良くないね。シチューに使った赤ワインを空けてしまったら薬との相乗効果もあってかやけに酔いが廻り、子供達を風呂に入れたら寝かせつけもそこそこに自分が寝入ってしまう。後から聞いたら、昼寝を充分にした唯は逆に元気いっぱいで、寝入っている俺を面白がって何度も覗きに来て、最終的に眠りに着いたのは0時を過ぎていたという。申し訳ないというか、お疲れ様でしたA子さん。