ここ数日の和子は、瞬間的には二本足で直立できるようになっている。ただ唯の時と違って、ある日突然すっくと立った!という劇的な変化を見せないため、○月○日が直立記念日、というように指定できないのが残念だ。ちなみに唯は1歳が過ぎた5月23日ではなかったかと思う。この日記を振り返ってみれば確かな日付が確認できるはずだ。和子は根が臆病なせいか、恐る恐るお尻を持ち上げたかと思ったら、すぐにまた降ろしてしまう。そうやって掴まらず膝屈伸をするほうがよほど難しいと思うのだが、ニコニコ笑って立って見せ、俺たちが驚いた顔で褒めるとまた笑顔ですぐに腰を下ろしてしまう、その繰り返し。何だかこちらがからかわれている様だ。

昨日は唯の幼稚園で父親参観会(じいじが代理で行ってくれた)ので今日は代休。A子もお弁当の任務から解放された安心感からか子供達二人と共に良く寝入っている。ゴミ出し、洗濯、自分の弁当と朝食用意(豆腐とシメジの味噌汁、納豆)を済ませて母子を迎える。しかし唯は起き出した途端にぐずりわがままのオンパレードで手がかかること夥しい。ヘルパンギーナはどうやら快方に向かっているようなのだが、何かと思い通りにならないと泣き叫ぶ癖が定着してしまった気がする。

朝の慌しさでうっかり昨日の大会ビデオを持参し忘れてしまう。今日見せようかと思ったが仕方ない、完全オフにしてそのまま帰宅させる。今日は7限の総合があった日なのでどのみち放課の時間はいつもより遅い。しかしおかげで俺としてはほぼ定時に帰ることができるようになった。もう何かというと「早く帰ってきて」を繰り返すA子を喜ばせる事ができる。

帰宅して早速夕食作り。茄子と豆腐・ナメコの味噌汁、ホウレン草と豚バラ・舞茸・モヤシの和風ドレッシング炒め。炒め物はA子がどうやって味付けしていいか分からず途方に暮れていたというから、早く帰った甲斐があったというものだ。いや俺にしたって適当な調味料で味付けしているだけに過ぎないのだが、大げさに褒めてくれるのでいい気になってしまう。それにしても最近いよいよ子供相手の負担が大きくなっていると感じざるを得ない。