なんか疲れが溜まっているなあ、こんな状態で大会が続く6月を乗り切れるだろうか。と思っていたら起き出した唯もすごいガラガラ声、風邪を引いたかと熱を計ると何とか36度台、幼稚園には行けそうだ。それにしても唯も和子も、ずっと風邪ひとつ引かず元気な毎日を送ってくれてありがたい限りだ。特に和子は生まれてから発熱したことがあっただろうか。丈夫この上ないが、最近やたらと甘えん坊になってA子が離れるとすぐに大泣きするようになっている。朝食は昨日の残り各種。俺の弁当も焼きジャケはじめ残り物ばかりで対応。

月、火はハードな日程、空き時間がほとんどない。LHRは進路意識調査とかで外部に診断を委託するマークシートテスト。進路課が張り切って色々導入するのは悪いことではないだろうが、こういう業者診断テストは当然費用がかかるわけで、生徒負担の学年費から捻出される。そのため詳細な分析結果も送られてくるのだが、正直我々担任がその結果を充分消化活用しきれていないのが現状だ。4月からスタディサポート、クレペリン検査、このDSCPテストと業者委託のものだけで3種類もこなしてきた。その他に入学時の作文、生活時間調査、入学時意識調査、本校選択理由のアンケートなど実に様々な調査が各課より行なわれて、それぞれに取りまとめられて資料もある。問題は、その結果を分析し実際のクラス運営に使うほど我々担任に余裕がないということ。武器ばかり揃えて、手入れと解説書読みだけに追われてしまい、実践に役立てる機会がないのだ。

LHRと掃除の指導が終わって疲れ果ててしまい、放課後クラスノートを書き終えた後も休養室でお茶を飲んでいると、K教頭が「もう部活は終わったんですか~」とにこやかな笑みで問いかけてくる。本人に悪気はないのだろうが、就業時間中に運動部活が終わるわけないだろう、どれだけプライベートな時間を部活に充てていると思ってんだ・と心の中で毒づいてしまう。単なる挨拶程度の声かけにもこうして過剰に反応してしまうのは、俺自身さっさとプールに行かないことに後ろめたさを感じているからに他ならない。

部活を終え、帰宅すると子供達はもう寝ている。それでも寝るまでに今日もずいぶん手こずらせたそうだ。焼きうどんの夕食をもらい、いよいよこの家でA子が始めるというピアノレッスンの広告チラシ作りに付き合う。今ではワードで何でも作れてしまうので、町の印刷業者はやってられないだろうな。