かくて連休は終わりぬ。休みと言っても家事や育児に忙しいことに違いはないが、朝の数時間をゆっくり過ごせるのはやはりありがたかった。タマネギとチーズのオムレツ、納豆、味噌汁の残りで朝食。最近和子がこれまでのようにガツガツ食べなくなり、途中で飽きてぐずるようになった。これまでが食べすぎだったこともあって、量が減ることに問題はないのだが、朝から唯と和子ダブルでぐずられるとイライラも募る。後はA子に任せて出勤。

今年のクラスは出席状況がよく、まだ全員の皆勤が続いている。こう書くとすぐに途切れてしまいそうで心配だが、しかし連休明けにも無事全員がそろった事を素直に喜びたい。気がつけばテストも来週に迫っている。授業のスピードアップをして、範囲の確保をしなくては。明日中には監督表も完成させなくてはならない。

放課後デスクワークを済ませプールに向かうと、既に最後のダッシュメニューに取り掛かっている。テスト1週間前なので18時前には終わるようメニューを配慮していることもあるが、ずいぶん暖かくなってまだまだ泳げそうなのが勿体無く感じる。生意気そうに見えたS娘も、フォームにしても態度にしても一言助言をするとしっかり直す素直さを見せている。そりゃあの父親の娘だもの、倫理意識に疎漏はなく育てられていることだろう。

夕食は山かけ丼。A子がサービス良く盛りすぎてテーブルにとろろがこぼれる。すかさず唯が「大丈夫大丈夫、ふけば良いよ」と慰めてくれるのが可笑しい。普段の俺たちが何かと唯を励ましているのを、本人も「失敗をフォローしてくれているんだなあ」と意識しているためか。親の願うように、よりも親のするように育つ、とはよく言ったものだ。