久々に時間を気にせず寝たいだけ寝る。それでも6時過ぎには床を離れてしまう。すっかり早起きになったA子がいつもの俺の替わりに洗濯や飯の用意をしていて、それが何だか申し訳なくいたたまれない。つくづく小市民というか貧乏性というか、人に任せて楽ができない性分だ。朝飯はキャベツの味噌汁、納豆、ホウレン草おひたし。よく晴れたのを幸いに、A子は今日も子供達を連れ出して外出したい様子。やれやれ、たまにはゆっくり休日を過ごしたいが、朝から先手を打たれていては反対もできない。

結局動物園へ。気候もよく園内は大賑わい。一通り見て廻る中で、唯はお弁当と一緒に持ってきたおやつの「ペロタン」が気になって仕方がなく、弁当の後でおやつと知ると繰り返し「もうお弁当にしよう、ボクお腹すいた」と繰り返し主張する。いつもはご飯時になると席につくのを嫌がって逃げ回るくせに。また展示されている動物にはあまり興味を示さないのに、道端を這っているトカゲや青虫には目を輝かせて後を追いかけるのも、ひねくれた性格を現している気がする。

早めに弁当を食べて園を後にする頃には、駐車場も満杯で入り口に渋滞ができているほど。早めに来てよかった。帰ってちょっと休み、すぐに今度はアパートへ昨年度の会計報告を配りに行く。これも後は我々の立替えている分を口座から引き落として決算書と残高を合わせ、業務の引継ぎを今年度の会計係に行なえば完了だ。4年間お世話になったアパートとの関係もこれで切れてしまうとなると、ちょっと寂しい気もする。その後スーパーで、唯が1週間頑張って徒歩通園したご褒美にソフトクリームを買ってあげる。顔やシャツにべたべたクリームをつけて満面の笑み。和子は例の怪鳥の叫び声をあげて欲しがり、ついには泣き出してしまう。

今日は子供達が殆ど昼寝していないので、早めに夕食とお風呂を済ませよう。たらこスパゲッティとベーコン野菜の炒め物、お袋の作ったタケノコご飯。週末の飲み会からちょっと食べ過ぎの日が続いている。現在また72kgを越えてしまっていて、セーブしなければと反省。風呂の後、先日から何度か読んであげていた新しい絵本「めのまどあけろ」を、唯が実にリズム良く音読するのでA子と二人大いに驚き褒めちぎる。さすが谷川俊太郎、詩人の言葉は生きていて子供の心にすうっと入っていくのだと感心する。唯もことば・かず方面の能力はどんどん開花させているのが頼もしい。オムツがまだ取れなくても、長所は発揮されてくるものだ。