二日酔いだが目覚ましもかけていないのに5時過ぎに目覚める。昨日床についたのが12時過ぎだったと思うが、体内時計はしっかり機能しているものだと我ながら関心。起きてきたA子が今朝はパンにすると言うので、朝食準備は免除してもらい洗濯物を干して俺だけ朝飯抜きで部活へ。

当たり前だが昨日参加しなかった1年は今日も来ていない。いよいよ今年は新入部員ゼロでスタートする事になりそうだ。別に俺の指導や部活経営のしかたに原因があるわけでもなく、ただ単に水泳に興味のある新入生が去年今年と少ないからに過ぎないと、頭では分かっているのだが、何だか自分の存在意義を否定されているようで、部員達には「俺たちの努力できる事をやっていけばそれで胸を張れる」と励ますが、だんだん自分の気分が落ち込んでくる。

分掌にしろクラス経営にしろ、それなりに自分の役割があってこなしているつもりではあるが、それらは別に俺でなければできない仕事ではない。この学校で俺の他に替えが利かないのが、世界史と水泳の指導だと思っている。しかしそのどちらも生徒に人気がなく、世界史は今年3年選択で27名、2年選択では24名しかいない。選択授業にせよ部活にせよ、俺自身は指導力に自信を持っているのだが、こちらから宣伝して選んでもらうものでもないし、選んでもらわなければ満足させることもできない。できるだけ長くこの学校にいたいなどと思っていたが、自分の専門性がさほど必要とされない状況が続くのなら、転勤を考えた方がいいのかもしれない。

そんな事を考えて帰宅、今日はA子は唯を連れてピアノレッスン、和子と昼時を過ごす。俺はカップうどん、和子は味噌汁おかか粥。帰ってきた唯とボール遊びしていても、A子の作った山菜タケノコ炒め(これは旨かった)を賞味しても、気持ちは「新入部員ゼロ」ショックを引きずっていて暗く沈んだままだ。