やっと週末。と言っても別に休日をゆっくり過ごせるわけでもないのだが、とにかく慌しい1週間だった。シャケ弁当を作り、キャベツと油揚げの味噌汁。他のおかずは残り物諸々で済ませる。早々と目覚めた唯だが、朝一からA子の「オシッコが出ちゃう前にトイレを頑張ってみよう」の声に促され、便器にまたがる。しかし例によってなかなか催さず、その間唯の求めるままに前で紙芝居や絵本の読み聞かせをするので、朝の貴重な時間がどんどん過ぎてゆく。正直言って、今の唯にトイレを定着させるのは早すぎるし、オムツを禁止するという幼稚園の方針に従わなければいけないとも思えない。人それぞれに発達段階はあるし、まして唯は3月の早生まれだ。いくら園の方で「もらしても気になさらずに」と言っても、廻りの園児たちは垂れ流してしまった唯にやさしく接してくれる子ばかりではないし、プレッシャーや負い目を抱えさせて幼稚園を過ごさせる道理はないだろう。

学校では相変わらず雑事が多い。6限の授業でノートもとらず指示しているページも開かない無気力な2年女子に、ついに怒りを爆発させてしまう。あーあ、これまで「今年度は優しい先生」とリニューアルを図ってきたのに。しかし態度にけじめをつけさせる事は必要だし、もう少し抑えた表現にしなければならないとは言え、毅然とした注意はやはり必要だろう。放課後の部活はやっとプール掃除が一段落する。

勤務中にA子からのメールで唯が幼稚園で怪我をしたと聞いていたので、心配して戻ってみると、あごに絆創膏が貼ってあるもののたいしたことはなさそう。しかし当初は血も出て相当に痛そうに泣いたという。お漏らしもしてしまったというし、可哀想にいろんな困難に直面している様子が浮かんでくる。さぞストレスもたまる事だろう。そのせいかもう3日もウンチが出ていない。今晩も長いこと便器に座らせるが、今回は結局出ずじまい。風呂上りに別室にこもっていたと思ったら、やっとオムツの中にではあるが通じが来たらしい。トイレ定着も大切だが、そのプレッシャーで排泄のリズムが狂って便秘になってしまうよりは、まずはオムツでもいいから健康に食事・排便を繰り返していってほしい、という考えは間違っているだろうか。