今朝も5時起床。早く横になっている割には寝足りない気分。壁の向こうから聞こえてくる和子の夜泣きに何度か起こされて、眠りが浅いためか。してみると同じ布団でなだめすかしているA子の苦労はいかばかりか。と思っていたら、彼女も張り切って5時半に起き出してきた。聞くと、唯の幼稚園入学を期に自分も早起きして、できるなら朝の時間にピアノレッスンをしていきたいとのこと。という事で6時過ぎには唯も起こされ、30分ほど二人でピアノ室で過ごしている。珍しく和子が起きなかったから良かったが、これが泣き出すと練習どころではないだろう。その間に朝食用意、大根の味噌汁と納豆、昨日のイクラの残り。準備が簡単で豪勢だ。シャケ弁当も用意して新年度スタートに向かう。

始業式は背広に着替えて出席。すぐに着替えなおし、ジャージで明日の入学式準備。平行して部員にプール掃除も進めさせるが、雨が強くなってきたので中止させる。しかし今日もグ○ーンでのプール練習はあるため、16時まで待たせなければならない。女子バレーの新顧問になったN氏が「部活が大変でクラス準備が全然できない」とぼやいてばかりいる。それだけならいいのだが、俺が教室の黒板に「初心をいつまでもを忘れずに」とメッセージを書いておいたのを見つけて「せこせこと『いい教員』のアピールしちゃってずるいなー」と揶揄するので内心ムッとする。忙しい中工夫して準備しているのは皆同じだっての。

プール練習、H商は30分ほど遅れてきて、S先生が熱心にメニュー立てのアドバイスをしてくれる。どうやら俺は先生にとって「1から教えてあげなければいけない可哀想な素人指導者」と認識されてしまったようだ。実際アドバイスは為になるし、これまで氏ほど工夫を凝らして練習計画を立ててきたわけでもないので、素直に聞いて改善に努めたいと思う。しかし水泳指導に携わって既に15年近くたっていることを思うと、自分の進歩の無さに忸怩たる思い。ま、相手として比較する事自体が間違っていると自分を慰めることにしよう。

帰って夕食は惣菜の天ぷらを使った天丼と味噌汁の残り。既に母子は食べ終えていて、唯はしきりと一緒に遊ぶようせがむ。このところ意識して優しく接するようにしてきた成果が現れてきたか、「とうとだいっ嫌い」と吐き捨てるように言っていた時期と比べて、ずいぶん懐いてくれたようだ。抱き上げて回転や肩車ジャンプをすると、いつまでもやってくれとせがむので困る。こういう手荒い遊びは唯は大喜びするもののA子は「万一にも怪我させないでくれ」と苦々しい表情。しかし楽しく遊んだ後は聞き分けも良くなる。今晩の歯磨きはいつになく大人しく口を開けていることができた。明日は唯の幼稚園・俺の高校ともに入学式。唯は入園生、俺は受け入れる担任と立場は分かれるが、大切にしたい一日だという気持ちは一緒だろう。予報では雨だが、何とか小ぶり程度で済ませてもらいたい。