雨雲が広がっているのに日が射している変な天気。一応洗濯物は干しておくけど、早めに取り込んだほうが良さそうだ。大根をせっせと消費、冷凍してあった豚バラと一緒に酒醤油で煮る。朝食時にはまだ固かった。鍋の残り汁をベースに豆腐と大根葉の味噌汁、唯に納豆。ずいぶん冷蔵庫の中身もすっきりしてきた。

A子は和子を連れて実家でピアノレッスン、出がけ間際に和子のお粥を一食分別容器に取ろうとして、食器棚のガラス戸を落とし割ってしまう。あーもう引き渡し寸前なのに、余計な出費を増やしてしまった。ガラスの破片がお粥に混じっていたら大変なので、今作ったばかりの粥は全部捨てることに。勿体無いが仕方ない。普段から食器棚に物を詰めすぎなんだよと不満が湧き上がるが、実際に落とした俺が文句を言うわけにはいかない。

唯を連れて住宅展示会へ。天候が怪しく、またこの日は他にも各自で同様の催しが行なわれているせいか、初めは誰も来ず会社のSさんHさんと寂しく談笑していたのだが、親父と姉貴一家が連れ立ってやって来て、特に姪っ子のNがぎゃあぎゃあ騒ぎながら内装を見て廻っていると、活気が人を呼んだのかぼつぼつ訪問者が現れ、俺たちが現地を去る頃には3~4組の家族が見学していた。尤も展示会が成功しようと失敗しようと我々には関係はないのだが、何だか客の入りが気になってしまうのは、設計のHさん同様自信作のこの家を多くの人に認めてもらいたい気持ちが湧いているのだろう。

親父のおごりで、初めて入る大ショッピングセンター内で昼食。去年の夏にオープンしたのだが、地元なのにあんまり大規模すぎてこれまで足を遠ざけていた。大体、無許可バイトの高校生がうじゃうじゃいそうだしね。注文したハンバーグを待っている間、唯は得意の手遊び歌や覚えた英語を披露して感心され、大得意。肝心の食事は遊び食べて殆ど残してしまった。初めから俺と唯は合わせて一人分しか頼んでいなかったが、親父の食い残しも引き受けて腹いっぱいになる。

親父・姉貴たちと別れてアパートに戻り、何とか引越しの支度を進めようとするのだが、やっぱり唯は一人で大人しく遊んでいてくれない。わざわざ俺の作業している傍に来てアンパンマンの紙人形遊びを始め、「危ないから向こうへ行って」と頼んでも頑なに動かない。一緒に遊んでもらうのは我慢できてもやっぱり寂しいのだろう。仕方ないからいい加減なところで切り上げ、ビデオ視聴や買い物等、唯に付き合って過ごす。

買い物の帰り道を唯と歩いていると、実家から戻ってきたA子と行き会い車に乗せてもらう。徒歩で出かけたのはいいが風の冷たさに難儀していたので助かった。夕食は今朝の献立にしめ鯖がついただけ。今回は手抜きと言うより新たな食材を増やさないため。煮物に追加した酒のアルコールが充分に抜けていなかったので、大人だけで食すことに。ますます唯に食べさせるおかずがなくなってしまうのだが、どのみち奴はさっきおやつに食べた甘食で既にお腹がいっぱいになっているようだ。今日は昼寝もしていないし、例によって機嫌が悪くなり始めているから、寝付くのも早そうだ。