きつい寒さは峠を越した模様。結局この地域は降雪がなかったが、隣県では数年ぶりの大雪だったと新聞をにぎわせている。ちょっと羨ましい気もするが、この歳で雪遊びできるはずもないし交通がマヒするだけだろう。朝食はうどん、昨日の残りの天ぷらを載せる。唯もうどんならばよく食べる。

まずは住宅会社のオフィスで外構の見積もりと説明を受け、今後の日程確認。相変わらず唯はこの時がチャンスとばかりチョコレートをむさぼっている。「もうそのくらいにしておきなさい」と止めると、途端にあっちこっち移動して遊び始めるので職員に迷惑をかけてしまう。続いて街中のカーテン屋に移動、3時間ぐらいかかって各部屋の内容を決めていく。俺は専ら唯とアンパンマンのビデオを見て過ごしたが、A子はすごい集中力を発揮して丹念に一つ一つ決めていく。見積もりを計算しなおさせるのにも微塵もためらいがないのがタフ・ネゴシエータを感じさせて頼もしい限りだ。

近所のコンビニでサンドイッチ等を買って公園で昼食。この自衛隊基地脇のT公園は初めて来たが、広々とした敷地内の大部分が野球場やテニスコートなど金網で仕切られた専用空間となっている。それでもその周囲に遊歩道と東屋が配置されており、昼食を食べながら金網の向こうの草野球を眺めて過ごす。さらに奥にはアスレチック遊具もあって結構な賑わいを見せていた。唯も喜んで各遊具に一通り挑戦し、ロープの網を上って展望台の一番上に達した時にはこちらが冷や冷やした。和子もばね仕掛けの木馬に座らせると体を振って喜び、それが木馬を動かすちょうど良い原動力となっている。

公園で遊びつかれたのか和子は眠りにつき、車中ちょっと寝ただけの唯は相変わらず元気。「もっとどこかへ遊びに行きたい」と言う声をなだめつつ帰途につく。この子は本当に外で遊ぶのが好きだ。少なくとも俺の幼少期はもっと室内派だったと覚えているが、何にせよ健康的で結構なことだ。夕食は機能天ぷらにし損ねた豚肉・舞茸と白菜・ホウレン草・豆腐・水菜で豆乳鍋。和子はまだ歯が生えないものの、かなり固形物を咀嚼できるようになった。4人で同じメニューを食べるのも、そう遠い先ではなさそうだ。