一人だと冷房のある部屋で寝られるのだが、窓を閉め切って空調をつけたり消したりしていると却って寝苦しい。毎日強い日差しの下に居続けていることもあって、体がだるさを訴えている。しかし実際に1万m以上を泳ぎ続けている部員に比べればなんてこと無いはずだ。カップうどんの朝食、布団を干していくが、入道雲の動きが気がかりだ。

今日明日の合同練習は、昨年も行なった近隣の高校で。泳力のレベルは我々とどっこいどっこい、ただ規律がちょっと緩い感じで、顧問もそれを恥じてなかなか一緒にやることを受け入れてくれなかった。しかし今年は途中で上がってしまうものもいず、なかなかピシッとした練習が出来ている。それでも顧問のM田さんは「これじゃ全然ダメですよ・・・」と卑下するばかりだったが、本音は他校と一緒にやるのは普段より頑張りを引き出せると満足そうだった。

去年は午後も独自に練習をさせたのだが、昨日までの疲れも考えて一緒に午前練で切り上げる。と言っても7200mで3時間以上の内容だったのだが。新築中の現場にジュースを差し入れ、アパートの布団を取り込んで学校に戻る。プールの逆洗に行ったら取水栓のホースがはずされていて、直すのに手間取る。放置して逃げた奴は出頭しろと張り紙をしておく。

睡眠障害生徒の面談、体調が一向に良くならず、いよいよ通信制への転学を考えると言う。詳しく聞くと、投薬も時間調整も上手くいかないので藁にもすがる思いで除霊師に看てもらったところ、去年の12月初旬から何かに取り付かれたという。思い当たるのは修学旅行のガマ見学で、戦死者の霊を連れてきてしまったそうだ。100日間の祈祷を頼んだが効き目が現れる頃には授業時数1/3を越えてしまうので、転校手続きを・・・ということらしい。実際に時数を越えるのは2学期が始まってからなので、学校見学をして準備をしつつ、手続きは9月以降でもと伝える。母親としては、とにかく不可解な現象の答えが(たとえ思い込みであっても)見つかったことがホッとする思いらしい。

定時に帰って母子と再会、ヘアピンで前髪を留めた唯は本当に女の子らしくなった。和子もいろんな声を出して笑い、上機嫌の様子。2人とも僅かの会わないうちにぐんと成長したようだ。うな丼・カボチャと高野豆腐の炊き合わせで夕食。アルコールはやめておく。