和子の4ヶ月検診のため朝から出かけなければならず、俺の両親が唯の相手に来てくれるらしい。毎度有難いことだ。40を越えてから改めて親の健康に感謝するなんて、それまでの親不孝を証明しているようなものだ。朝食はタマネギ・ワカメの味噌汁とブロッコリー・コーンのオムレツ。大人用に納豆。食後に来訪した両親に唯を引き渡して、それぞれ出発。

補習の後職員室に行ったら、教頭から急遽野球応援の参加を呼びかけてほしいと言われ、初めて連絡網を使ってクラスに流す。未だ昼前で本人が出ることはほとんどなく親や兄弟への伝言になってしまったが、全員にきちんと廻らなくても致し方あるまい。時間がなくて自販機パンと牛乳で昼食。午後、例によって部活を見ながら三者面談。今回、当たり前の顔をして遅刻してくる親子についに説教。と言っても子に対してだが、了見を質そうと詰問してもろくに答えられず時間の無駄となるばかりだった。徒労感。

帰るとA子が「唯と散歩に行って来る」と言って40分以上も戻って来ない。電話応対をしてもメモ帳は落書きだらけですぐに白い所が見つからない。電話台の周りは領収書やメモ書き、唯のおもちゃなどで乱雑を極めていてちょっと手が当たると崩れてしまう。怒ってその辺のもの全部捨ててしまった。近所のお誘いで花火を体験、危なっかしい手つきで花火を楽しむ唯の横顔を見て、やっと心がほぐれた。夕食はお袋の用意してくれたバラ寿司、野菜炒め。