日曜なので少し遅め、と言っても6時前には起床、アンパンマンを録画して、卵焼きだけ作りあとは残り物を揃える。母子も日曜はなかなか起きない。朝食を済ませ、新居の造成ぶりを確かめに出かける。北側の山に生えている白樺が借景として素晴らしいと思ったのもこの地に決めた理由だったのだが、崖の補強で木の根元ギリギリまで削り取られていて根っこが露出している。家は建ったが白樺は枯れてしまったということにはならないか心配。

そのまま森林公園に寄って、体育館や野鳥観察場など屋内施設を見て廻る。和子はバスタオルでくるんで抱っこしたままで、道中ずっとおとなしく寝ている。時々日差しが出て来るとまぶしそうに手で顔を押さえるので、爪が肌に食い込んで可哀想だ。唯はけっこう恐がりで、竹のオブジェを見ても施設内の体験コーナーに寄ろうとしても、「こわい」と言って近寄ろうとしない。安全と思えるところでははしゃぎ回って、そのくせどこかにぶつかって痛い思いをすることも多い。

帰ってグラタンの残りとパンで昼食。寝ている隙に和子の爪を切る。午後はA子が気を利かせて唯と二人で買い物に行こうとしたのだが、唯は「みんなで」と主張し、雨の中苦労して和子も連れて行く。今度は抱っこ紐で固定しているので両手は空くが、まだ小さい和子は首が安定していないので、常に前かがみになって歩かねばならない。ビールを1箱買ったのでよけい運ぶのが大変だった。

夕食はブリ大根・ホウレン草の胡麻和え・豆腐とナメコの味噌汁、と純和風。ちょっと辛めになってしまったが、大根にも良く味がしみて満足。大根葉を別に茹でて彩りに添えたが、やはり唯には固すぎたようだ。いつも寝付かせる時にはまずA子が唯の添い寝をして俺は和子を抱っこしており、唯が眠ったら和子をA子に預けるという形をとっている。唯がA子に甘えたがるのでそうしているのだが、今日は和子がさんざん泣いてやむなくA子が二人同時に引き受けることとなった。俺はその傍らで唯をなだめるだけ。父親は無力だ。