暖冬とは言え実家の2階は火の気もなく冷える。ストーブ類を下の母子の部屋(もと俺の部屋)に集めてあるためだ。5時半のアラームでそっと起き出し、着替えて家を出る。出がけにお袋がしきりに朝ごはんを食べて行けと勧めるが、あまりガチャガチャ音を立てたくないのと、何より一人でゆっくり過ごしたい気持ちがあって遠慮する。・・・と思ったのだが、早朝の道は快適に進むとは言え、それでも30分以上はかかる。洗濯やゴミ出しなどをしていると、普段の出勤時間を大幅に超えてしまう。結局カップうどんに納豆を入れて食べたのが朝食代わり。

テスト前最後の授業。この時期になると各クラスのそれまで不登校だった生徒が進級を求めて、いろいろ家族を通じ要求や行動を起こすようになる。去年のM女子は特例に特例を重ねて進級を認めたが、結局2ヶ月と持たず来なくなり、2学期頭には進路変更で去って行ったっけ。今のクラスにはそういう意味の問題生徒はいないが、授業担当者として対策を考えていかねばならない。サッカーのチーム登録や部費の清算を頼まれ、事務仕事で空き時間を過ごす。

定時にアパートに帰るが、洗濯物を取り込み、クリーニングに寄って行ったりして、なお且つ夕刻のラッシュの中をくぐり抜けて実家に向かうので、着いたのは19時過ぎ。お袋手製のすき焼き風煮込みやネギぬた等をもらう。風呂上りの唯にお茶をあげようとしたら「じぶん!(でテーブルから取ってふたを開けてストローを出す)」と怒り出し、泣き出してしまう。思うに大勢の大人がかまってくれるので、少しわがままの度が高まっているようだ。反面、言葉の成長もこちらに来てから急に伸びたように感じる。環境の変化にいろいろ影響を受けているのだろう。