珍しく寝過ごして目覚ましに起こされる。時計を見ると6時半、A子もほぼ同時に起きたので一緒に朝食準備。干しエビ入り卵焼き・カボチャ煮つけ・ナメコとジャガイモの味噌汁。弁当は鳥のニンニク生姜焼き。包みの外側にもニンニクの匂いがもれ出てきて強烈そうだが、たまにはいいか。

LHRで以前やった1分スピーチ大会の後半をやると言っておいたが、直前になって係の男子生徒が職員室にやって来て「テストも近いので、皆がテスト勉強にしようと言っています」と進言してくる。クラス全体で取り組む他の企画を提案するならいいが、LHRを使ってテスト勉強など主旨に反するから認めないと突っぱね、予定通りスピーチ大会を行う。全員発表し終わった所で、ちょっと説教めいた話をする。「俺が受け持ったクラスの生徒に対し常に心がけているのは、コミュニケーション能力の向上だ。他者と分かりあい協力することで、社会の中で自分の立ち位置を築くことができる。自分を分かってもらおう、他人を理解しようとする努力をすることなく、自己の中にこもっていては社会自立はできないだろう」・・・ま、スピーチ大会をさせたとの講評としては蛇足極まりないと、分かってはいるのだが。

今日からテスト前部活休みなので、定時に帰宅。唯が駐車場まで迎えに来てくれ、俺の姿を見つけて走り寄ってくる。唯の笑顔に迎えられるこの時こそ、幸せを実感できる瞬間だと言える。夕食は山かけマグロ丼。A子が支度する間、抱っこしてグルグルやクルリンパなど、体を使った激しい遊びで唯を喜ばす。こういうアクロバティックな遊びに声を上げて喜ぶのは、やはり活発な運動好きな性格の反映なのだろう。問題は、俺たち2人とも子供の時は大人しい内向的な性格だったと記憶しているのだが、一体誰に似たのだろうということだ。