5時半起床、卵焼きと味噌汁を作り出すとA子も起き出して弁当の用意をしてくれる。暖かくて朝の水仕事も苦にならない日が続いている。昨夜電話で確認したが、友人同士のお見合いは双方気乗りがしなかったようで、そのまま立ち消えとなりそうだ。A子の友人の方はそうでもないのだが、俺の紹介した方が40を超えてなお結婚に気乗りがないようなことを言っており、その消極性が悪印象を与えた感じだ。まあこればかりは縁がなければ周りが騒いでも仕方ない。

前期入試、といっても仕事はさほどない。受付と諸注意伝達をし、面接時の誘導を少しやって任務終了。来年度からは入試が一本化に戻されるということだが良いことだ。いらぬ緊張感と不合格のショックを与え、結局は後期になって同じ学校で合格させるのが大半なのだから。業務の煩雑さから言っても、前期は受験中学生に対しての無用な気遣いであった。

定時に学校を出、途中で念願の散髪をして帰る。このところずっと休みは唯の世話に明け暮れていたので床屋に出かけることもままならなかった。定番の坊主に近い短髪にしてもらうと、帰ってA子が「長いほうが似合っていたのに」と残念そう。いまさら髪型にこだわる年でもないし、第一花粉が飛び交う季節を迎えて、少しでも付着を避けなければならない。

豚肉と白菜・椎茸の酢豚風あんかけ炒めと味噌汁の残りで夕食。唯は耳を押さえて痛がっており、中耳炎が再発した様子。明日はA子が産院の検診なので、俺が耳鼻科に連れて行かねば。それにしても、花粉症は俺に・中耳炎のなりやすさはA子に似たとしたら、双方の悪いところを引き継がせてしまって、返す返すも唯にすまないことだと思う。