唯が先に目覚めて我々を起こしにかかる。時計を見ると7時過ぎ、日曜で安心したか。ご飯を炊いてひじき入りの卵焼き・キャベツの味噌汁を作る。出し汁を卵焼きに使ったら味噌汁用が足りなくなったので、水を足してパックの鰹節をそのまま入れて味噌汁に仕立てたら、具のキャベツと合ってよい感じ。これからはいちいち出汁を取らなくてもこの方式で良いかも。

開店時間に合わせて地元の大型ショッピングセンターに出かけたら、ゲーム機の発売日とかで長蛇の列。いやもう本当に何百人並んでるんだという、呆れるほどの列で、駐車場も満杯。遠くの第二駐車場に止め、列を横目に資源ごみをリサイクルボックスに入れる。張り紙を見ると申し込み抽選の受付と書いてある。これだけ並んでも抽選なのかと思うと、改めてそれに並ぶ人々の熱意に驚く。運よく手に入ったとしてもそれはゲーム機、それを手に入れると俺達の知らない夢のような世界が広がっているのだろうか。

唯に肉まん、A子にインスタントラーメンを昼食に作って(俺は朝3杯食べたのでパス)、昼過ぎに隣町のママさんコーラス発表会に出かける。以前A子がピアノ伴奏をしていた団体で、去年もゲスト出演を頼まれたのだが、今年も出番があるらしい。俺は唯の世話係。リストの「愛の夢」とかいうやたら難しそうな曲を演奏する。続いて今の伴奏係が打って変わって庶民的な歌謡曲のメドレーを披露。どちらも素晴らしい才能だ。

帰って豚肉と白菜・ホウレン草の鍋。市販の「ちゃんこ出汁」を買って作るとやはり旨く唯も喜んで食べる。最近の唯はカメラを向けてもわざと顔を背けたり、擬音クイズもわざと答を間違えたりと、こちらの言うことが分かっているのに逆の事をしてみせることが多い。それも成長の現われだろうし、既製品の味を好むようになったのもまた同じだろう。