昨夜は唯がまだ起きているのに眠気に耐えられず、A子に世話を押し付けて寝入ってしまった。遠征疲れだろうか、途中で目覚めることもなく翌5時半起床まで相当時間眠ったことになる。朝食は弁当の具と同じチーズはんぺん・ミニウィンナーに目玉焼きを加え、A子が用意してくれる。唯は遅く起き出したので朝の散歩はできず、泣いて訴えたためジュース(ヤクルト)は許された。

学校では総合学習時の修学旅行オリエンテーションの係なので、それまで無関心だった他担任達から間際になって様々な質問を受ける。これから先もっと細々といろいろ決めていかねばならないかと思うと、一人で準備していくのにはどうしても限界がある。「分担してくれたらやりますよ」と言ってくれる人もいるのだが、役割を分担してそれぞれに内容を説明することがそもそも煩わしい。しかしそうも言っていられないだろう。

部活は大会のビデオを見させ、最後の記録会のエントリー種目を決めさせる。雑用に手をとられて、結局指示だけして顔を出せなかった。大会が終わったこれからは何より部活優先ということもなく、こういった対応が増えてくるだろう。しかし去年、それで「1年がやる気を見せない」と2年女子の不満が溜まり、何度か注意を繰り返した結果、複数名の退部者を出してしまったのだから、彼らのモチベーションが維持できる工夫を考えねばならないだろう。

帰って夕食はA子が用意したマグロと甘えびの山かけ丼。もう一品俺がモヤシ炒めを作るが、最近はすっかり調理場の主導権を明け渡してしまっている感じ。唯は自分で食べたがり、スプーンを咥えるとそれを俺たちに見ろと指さして訴える。しかも咥えたまま最初に俺・それからA子と順に指さし、俺達が「凄いねー唯自分で食べれて」と賞賛の拍手を送ると、そこで初めて満足そうに口から抜き取る念の入れようだ。