またイビキで叱られる。昨日は酒も飲んでいないし、別段眠りが浅かった自覚もないのだが、実際にA子が苦しんでいるのだから返す言葉がない。不燃ゴミや古新聞を広場に出しに行くと、分別に時間がかかるためか車が列を成している。俺も停めた後、今まで溜めた大量のゴミの仕分けに時間がかかる。帰ってご飯を炊きジャガイモとタマネギの味噌汁を作る。唯は起きぬけでもよく食べる。耳の治療以来、体調は良いようだ。

いつも部活後の補習がギリギリの時間になってしまうため、今日は少し減らして7千。補習は今日までなので、明日からまた8千前後にしよう。と思ったら2年のKが、明日は大学見学のため休ませてもらうとおずおずと申し出る。そういうのは直前じゃなく決める前に言え!と思ったが、先日大説教をしたばかりなので穏便に済ませる。実際、補習も模試も進路関係は全て優先させてやっているので、休んで当然の思いがあるのかもしれない。

補習を済ませ、学校に戻って1学期の授業評価を集計する。世界史は3年少人数の選択だけあって、100%「授業が分かりやすい」「教え方に工夫がある」「興味関心が高まった」の評価だが、日本史の方は専門外でもたついた部分もあったためか、辛口の評価が目に付いた。それでも8~9割は肯定的な評価なので、以前にも書いたがこれを実力と思い込まないよう意識しなければならない。この素直な生徒達は、善意の目で我々を見てくれているのだ。

帰って夕食の準備。A子は食欲がないとのことでそうめんと味噌汁。俺と唯は冷やご飯でおじやを作って焼き魚をおかずに食べる。A子は一時よくなっていたつわりがまたひどくなっているようだ。昨日のボクシング世界戦は、八百長疑惑についてネット上で祭りの様相を呈している。皆ビッグマウスを叩きたいゆがんだ世相なんだと思うと、一生懸命役割を演じている19歳の少年がちょっと可哀想になってくる。