朝5時起床、H湾大会初日のため会場に向かう。この大会は近隣4県の参加する大規模なもので、休憩場所が事前に割り振られていないため、開場時間前に並んで場所を確保しなければならない。幸い真面目な部員達の働きで、いつもの地区大会のときと同じ場所を得ることができた。今日は学校では文化祭の一般公開だ。大事な日に学校を抜け出さなければならないことに後ろめたさを感じる。大会の日取りは決まっており、また他競技の重要な県大会も毎年いくつか6月第一土曜に必ずぶつかるので、以前より「基本的に高体連主催の無い第二週末に文化祭をずらして欲しい」と訴えているのだが、こんな簡単と思える変更も前例踏襲主義者には大事と思えるのかなかなか聞く耳を持とうとしない。お陰で多くの熱心な運動部員達は毎年文化祭に不参加という、かわいそうな事態となっている。

大会自体は順調に進み、時間通りに終わる。レベルの高い大会であるため出場種目に標準時間が設定されており、それをクリアした選手のみが基本的にエントリーできるのだが、2週間後のインターハイ地区予選を同じ会場で行うため少しでも経験を積ませてやりたく、何人かはオーバーを承知で出場させてしまった。それも50や100mの短距離なら誤差も目立たないのだが、800mの長距離に男女とも出して、案の定断トツでビリ、しかも女子の方は標準を1分以上超えた記録で、運営委員から嫌味を言われる。これ全く去年と同じ光景だ。進行に支障をきたしてすみません。

迎えの来ない生徒を送って、学校で濾過機の逆洗を済ませて帰ると20時を過ぎてしまった。前もって電話すると、A子は唯のぐずりに手を焼いてかなりイラついている様子で冷や冷やする。それでも実際に帰ると「お疲れ様」とねぎらってくれ、交代で唯の面倒を見ながら穏やかに夕食(焼肉)をとることができた。唯も母親と二人だけの時間から解放されて、ずいぶん気がまぎれた様子でご機嫌に過ごしている。でもいざ寝かしつけようとすると、母親の添い寝でないと絶対に承知しないのが現状だ。それも何度も這い出してしまい、かなりの忍耐が必要となる作業となっている。