要録書きは今日が締め切り。張り切って臨むために朝から弁当を作る。冷蔵庫に放置されていた古キムチをせっせと消費する。漬物や佃煮の類はA子が一切食べないので、俺が弁当に詰めて減らしていくしかない。起き出した唯に納豆と豆腐の味噌汁を混ぜたご飯をあげて、出勤。

まずは赤点娘の追認試験監督。目の前で問題を解かせながら平行して要録書き。何科目にもわたる赤点を2日間の試験で解消しようというのだから土台無理のある話だったのだが、これまでやる気無しのM女もさすがにこの土壇場に来て真面目に取り組んだらしく、そこそこの点数は取れているようだ。校長に呼ばれて成績を認める基準に達しているか意見を求められる。ずっと振り回されっぱなしで、何度も「もう駄目だろう」と諦めた生徒だが、今現在こうして意欲を見せている姿を目の当たりにすると、どうしても応援してやりたくなってしまう。喉元過ぎれば…になってしまう可能性も充分あると分かっているのだが。

何とか要録も仕上げ、今晩は社会科のお別れ会なので早めに帰宅。学年・分掌と続いた飲み会も今日と離任式後の全体送別会を残すのみとなった。新聞発表は昨日の内に行われているので、生徒も誰が異動するのか分かっており、職員室を訪ねる者も多い。異勤者に意外な人はいなかったが、校内分掌の配置にはいろいろと物議をかもしそうな噂が飛び交っている。ま、これも例年のことか。

飲み会は第一通り駅近くの海鮮料理屋で、魚介類の料理しか出てこないがそれが全て上品に旨くて気に入った。刺身好きのA子を連れてきてやりたい。このメンバーで飲むといつも職場内の不満や悪口ばかりになってしまうのがつまらない。鬱憤の吐け口も必要だろうが、せっかく異動者を囲んでの会なのだから、もう少し暖かい話題で盛り上がって欲しい。二次会途中で無理やり離脱し、12時前には帰宅することができた。