花粉症の症状は例年に比べ穏やかで、朝も快適に目覚められている。しかし一方、どうしても鼻の通りが悪くなるのか、酒を飲んでもいないのにイビキが大きいらしく、昨夜もA子に起こされてしまった。A子には毎夜の唯の添い寝で疲れているところへ俺の騒音が加わったのでは、たまったものではないだろう。せめてやせるよう努力をしていきたい。朝は冷やご飯と緑のたぬき、唯に卵粥をあげてから出発。

テストを2時間終えて、明日の卒業式の予行と3年生の各種表彰式。式典は白ソックスで参加と決められているため、紺のソックスをはいてきた女子生徒はハダシで参加させられているが、確かに懲罰的意味は持たせることはできるものの、かえって式典の品格を損なうことになっていやしないだろうか。服装注意を促す指導の結果、乱れた服装を強要する形になってしまっている矛盾を感じる。三年は全体的にルーズな服装のまま参加をしている。もっときちんとさせたらどうかともと思うが、普段から甘い指導しかしていない学年が、いざという時にガラッと変えることもできないだろう。

午後はサッカー部の三年食事会及び親善試合後の引退式に付き合う。もうほとんどサッカーの方には顔を出していない俺だが、義理堅いS木監督が「この学年は先生にお世話になったから」と招待してくれたのだ。何度か問題を起こし、その度に丸坊主にさせられていた彼らだが、久々に見る顔は皆むさくるしいほどの長髪になっている。インターハイ終了後、それまで許されなかった分意地になって伸ばしたのだろう。どう見ても似合っていない者が多いが、客観視できないファッションセンスもまた若さの証かもしれない。

家に帰って唯と遊ぶ。ダンボールの空箱などを押しながら立って歩けるほど、足腰がしっかりしてきている。以前つかまり立ちから先が長いというようなことを書いたが、少しずつ成長のステップは踏んでいるのだと分かる。白菜とシラスの粥を今日もよく食べた。デザートに大きなイチゴをむしゃぶりつくように食べ、我々のお茶うけの京土産「夕子」も欲しがるので少しあげる。食欲旺盛喜ばしいことだ。我々の夕飯は、スーパーの火曜特売で買った刺身のパックで、恒例の海鮮丼。