朝一で体温計測。36.5度と完全に平熱に戻り気分も良い。ただ咳がまだ頻繁に出るため周囲に不快感を与えるだろうし、実際流感のウイルスが残っていると職場に迷惑をかける。生徒の場合は医療機関の治癒証明を持ってこなければ再登校できないわけだし、ここは念を入れて医者に看てもらおう。一日年休を取ることにするが、それでも自習課題くらいは作っておこうとマスクをして登校し、朝打ち合わせの前にいろいろ依頼して廻る。

そのままA子実家へ行って預けてあった保険証を帰してもらい、一瞬だけ唯と再会してまた地元へ戻る。台所で幼児椅子に座っていた唯は、マスクした俺を見て初め数秒は戸惑った顔つきをしていたが、すぐに顔中で笑って手を振ってくれた。もう本当に切なくなる。抱きかかえて頬ずりしたいのに、ウイルス検査を終えてない今は用心のため手を触れることもできない。A子は金曜日に実家に戻ってから、冷蔵庫に俺の写真を貼って唯に見せながらいろいろ話しかけてくれているらしい。有り難いが、なんか遺影みたいで複雑な気分。

行きつけの医院で鼻奥の粘膜採取の検査結果、「ウイルスは見当たらず、一応完治したと見て良い」とのことでホッとする。ただいつもの尿酸・中性脂肪・血圧の薬の補充に加え、咳止め・ウイルス退治・熱さましの薬をどっさり持たされ、「これとこれは食前に1錠、これは毎食後に2錠、これは1日1回だけ1錠」など説明を受けて頭がこんがらがる。それにここで2度も受けたインフルエンザの予防接種は何だったのか。まあ受けておいたから今回この程度で済んだと解釈することもできる。素直に感謝しておこう。

帰って布団干しや洗濯など家事に勤しむ。治ったとわかった時点で学校に駆けつけ、せめて午後の授業からだけでも受け持つのが筋かもしれないが、一日分の課題も作ってそれぞれ依頼を済ませてあることだし、今日一日はのんびりさせてもらおう。チャーシュー作りでついでに作った煮卵がまずまずの出来だったので、明日戻るA子に食べさせたく、煮汁を使って再度4個作っておく。どういうわけかあまり食欲がない。今日は医院から戻って冷や飯と昨日もってきてもらった野菜煮付け、昨日製作のチャーシュー&卵を温めなおして食べただけ。その後燗酒を湯飲みでやりながら冷蔵庫に放置してあった佃煮類をつまんで止しとする。もっとも、金曜夜に発病してからずっと、録に体を動かしてないから腹が減らないのも当然かもしれない。