6時寸前のいつもの時刻に起床。共同で唯の世話。最近の唯は特に発達ぶりが目覚しく感じる。身長の伸びもそうだが、親とのコミュニケーション能力が一段と上がった感じだ。この頃では「唯ちゃん」と声をかけると、手をまっすぐ上げて笑いかけるようになった。今まで「唯ちゃん、ハーイ!」とこちらから何度呼びかけてもただ笑うだけだったのだが、返答としての動作になってきている。これで声を出して実際に返事をしてくれるようになれば、と楽しみが膨らむ。

学校では空き時間に、このところ取りかかっている「博士の愛した数式」を読了。心のあったまる良い作品だと思うが、主人公の家政婦と雇い主の夫人が対立する場面で、博士はオイラーの公式を通じて何を訴えたかったのか、結局分からずじまいだった。ここは分からなくても曖昧に数式の美しさを感じ取ればそれで良いということなのだろうか。何にせよ、小川洋子の他の作品をもっと読んでみたくなったのは事実だ。

今日は珍しく日課をフルに出席したM女子から、近況と今後についての手紙をもらう。簡潔ではあるが、学校生活に意欲を見出せない状態であることが伝わってくる。放課後の時間を使って返事を書く。明日手渡すことができればいいのだが。

帰って夕食は穴子の柳川風丼。三つ葉の替わりに、実家から沢山もらったネギの青い部分を大量に乗せてある。「うまくできなかった」と謙遜するA子だが、とても美味い。まだネギが沢山あるので、白い所は薬味に使うとして、青い部分で週末チャーシュー作りに活用しようと思う。