今日も寝坊し、7時少し前にA子に起こされる。体内時計が狂ってしまったか。唯は元気だが咳がひどく鼻水も自分ですすれないので苦しそうだ。オムツとミルクの世話を俺がする間にA子が手早くきしめんを作ってくれる。唯の風邪の具合が心配で後ろ髪を引かれつつ出勤。
学校では遅れているクラスの授業をひとコマもらったので今日もかなり目一杯。以前から注意しようと思っていたクラスの生徒(成績が悪いので一番前に席替えさせている)に、授業中下を向いているところを捕まえて、いじっていた携帯を取り上げる。本来授業中の没収物は担任に預けることにしているのだが、この女子は担任・学年主任からも服装や素行面で今現在わんわん注意を受けている真っ最中で、素直に従ったこともあり今回は見逃して授業後に返してやる。我ながら自分のクラスの生徒や廊下で一般生徒を注意した時と比べて、甘い対応だなと問題を感じないわけでもないが、あまりに四方から追い詰めて学校生活全体に絶望を感じさせてしまうのでは、と弱気になったのだ。生徒の眼から見たら差別に映ると分かっていても、今回はどうしても徹底した指導に踏み込めなかった。
一方で、全然接点のない女子があまりにひどい格好をしているので注意をして、ふてくされた対応を見せると、「服装指導が納得できないなら学校に来なくていい」と言い放って帰してしまい、担任が後から電話でなだめすかしているのを聞いて、ちょっと暴走してしまったかなと反省している。自分のクラスに対して設けているラインを、普段接することのない生徒にいきなり適用しても無理があると気づかねばならなかった。しかしまあ帰れと言われて帰ったのはいいとして、そのまま改善の姿勢なくまた登校してくることの方が問題だと、一応担任に告げておく。
早めに帰って、唯の熱っぽい顔を見て胸がいっぱいになる。いつもは俺の顔を見て声をあげ手足をばたつかせて喜びを表現するのだが、布団の上で一人遊んでいる(こんな大人しいことも珍しい)所に顔を見せると、熱で潤んだ目でにっこり笑うだけなのだ。A子によれば日中からかなり体温が上がってしまったらしく、病院で飲み薬と座薬をもらってきたという。咳も相変わらずひどく、なかなか切れない痰に苦しんでいる姿を見るといてもたってもいられなくなる。風呂はやめて早めに寝かせるが、寝付いたと思ったら咳が出てぐずることの繰り返し。その度にA子が添い寝しなおして安心させてやる。俺は洗い物と夜中用の麦茶を沸かして・・・それだけだ。明日も熱が下がらなければ休もうかとも思うが、授業展開の苦しさと、俺がいて何ができるのかとの思いが渦巻く。
学校では遅れているクラスの授業をひとコマもらったので今日もかなり目一杯。以前から注意しようと思っていたクラスの生徒(成績が悪いので一番前に席替えさせている)に、授業中下を向いているところを捕まえて、いじっていた携帯を取り上げる。本来授業中の没収物は担任に預けることにしているのだが、この女子は担任・学年主任からも服装や素行面で今現在わんわん注意を受けている真っ最中で、素直に従ったこともあり今回は見逃して授業後に返してやる。我ながら自分のクラスの生徒や廊下で一般生徒を注意した時と比べて、甘い対応だなと問題を感じないわけでもないが、あまりに四方から追い詰めて学校生活全体に絶望を感じさせてしまうのでは、と弱気になったのだ。生徒の眼から見たら差別に映ると分かっていても、今回はどうしても徹底した指導に踏み込めなかった。
一方で、全然接点のない女子があまりにひどい格好をしているので注意をして、ふてくされた対応を見せると、「服装指導が納得できないなら学校に来なくていい」と言い放って帰してしまい、担任が後から電話でなだめすかしているのを聞いて、ちょっと暴走してしまったかなと反省している。自分のクラスに対して設けているラインを、普段接することのない生徒にいきなり適用しても無理があると気づかねばならなかった。しかしまあ帰れと言われて帰ったのはいいとして、そのまま改善の姿勢なくまた登校してくることの方が問題だと、一応担任に告げておく。
早めに帰って、唯の熱っぽい顔を見て胸がいっぱいになる。いつもは俺の顔を見て声をあげ手足をばたつかせて喜びを表現するのだが、布団の上で一人遊んでいる(こんな大人しいことも珍しい)所に顔を見せると、熱で潤んだ目でにっこり笑うだけなのだ。A子によれば日中からかなり体温が上がってしまったらしく、病院で飲み薬と座薬をもらってきたという。咳も相変わらずひどく、なかなか切れない痰に苦しんでいる姿を見るといてもたってもいられなくなる。風呂はやめて早めに寝かせるが、寝付いたと思ったら咳が出てぐずることの繰り返し。その度にA子が添い寝しなおして安心させてやる。俺は洗い物と夜中用の麦茶を沸かして・・・それだけだ。明日も熱が下がらなければ休もうかとも思うが、授業展開の苦しさと、俺がいて何ができるのかとの思いが渦巻く。