さすがに昨日は早く寝付きすぎて、唯が4時前からぐずりだす。何度かA子が世話してくれて、俺が起きて交代したのが6時過ぎ。最近何だかぐっすり眠れず、変な夢ばかり見る。運動不足かなとも思ったが、職員サッカーでヘトヘトになった晩もやっぱり眠りが浅かったので、年齢と共に体質の変化があったのかなと思う。冷やご飯の茶漬けとハンペン煮の残りで朝食。弁当は外注。

今日は午前3時間授業のあと昼食を挟んで芸術鑑賞会。その3時間とも授業担当があるので何のことはない、一昨日に続いて空き時間のないフル勤務だ。クラスノートを受け取っても今日中には返事を書けないな。昼食後同僚2人を乗せて、自転車の波を避けながら文化センターへ向かう。

今年度の演目はゴスペル。開演前にクラス連中に、携帯電話を切っておくことと「こういう演目はコール&レスポンスが大事だ、大人しく聞いているだけじゃダメだぞ」と注意したら、開始早々に演者たち(6人の女性で「ゴスペル・メッセンジャーズ」と言うらしい)が同様の呼びかけをして聴衆の積極的な参加を促す。

しかしステージ上からの懸命な呼びかけにもなかなか声は上がらず、コール&レスポンスはうまく成り立たない。ついには「どんどんステージに上がってきて、皆で歌いましょう」と投げかけたのに、お調子者の3年が数人ちょっと上がってへんな踊りをしてはすぐに引っ込むといった、誠に締まらない形となってしまい演者たちも残念そうだった。ところが、アンコールの曲になって最後にもう一度ステージ参加を呼びかけたら、うちのクラスの真面目な男子5名が意を決して後方の客席からステージに向かい、そのまま上がって無骨に踊りながら一生懸命歌いだすではないか。正直、一瞬「サクラを頼まれていたのかな」と考えてしまったほど意外だった。しかし普段あまりぱっとしない連中が、俺が反応することの大事さを言ったからでもないだろうが、演者の熱意に懸命に答えようとして勇気を奮ってステージまで向かったことを思うと、奴らの健気さにちょっと感動させられる。お陰でメッセンジャーズの方々も嬉しそうに歌い終え、満足して締めくくることができたと思う。

ただ、鑑賞の対象としてはともかくゴスペルに参加させる文化というのは、日本の田舎の高校生には求めるのが酷な気がした。もっと自分達の生活に根付いた形か、そうでなければ伝統的な日本の文化に接する機会を与えてあげる方が、より参加型の意義が高まる気がするのだが。

家に帰ってA子のリクエストで小松菜炒めを作る。シイタケ・豚肉と一緒に酒しょうゆで炒めただけだが、美味しいと褒めてくれる。ビール1本だけ飲んで食事。唯を寝かせた後、10時過ぎには就寝。