夏休み初日。昨日節制したお陰で酒のダメージはほとんどなく、A子が作ってくれたとろろそばを食べて部活へ向かう。もう何日晴天が続いているだろう、水不足が心配になってくるほどだ。

練習はシーズンのピークを迎えてじりじりと内容を濃くしていく。部員達から「泳ぐばかりでなく筋トレなども取り入れたい」と要望を受けるが、なぜ今の時期にわざわざ筋トレなのか、練習が厳しくなってくるとすぐに逃げ口上を作り出すことが情けない。今の部員は真面目でいい子が多いが、運動部員としての基本的な姿勢が足りず、挨拶やメンタル面で叱ることが多い。初めのうちは初心者中心の部活だからそれなりに楽しくできればいいや、と思っていたのだが、やはりマナーや練習姿勢をきちんと確立させていくのも顧問として必要な指導だろうと、突き放さないながらも妥協しない注意を繰り返している。結局、自分の姿勢が活動内容に反映されるのだ。

午後は成績不振者補習、大会のエントリー作成、面談日程調制と資料準備、再試問題作成などに追われ、全く休まる暇がなかった。毎年夏休みの初め頃はいろんなやるべき事が重なって、平常日課の時より忙しくなる。それでも面談の始まりを来週からに遅らせるなど、過去から学んで仕事を分散させるある程度の工夫はできてきた。明日は野球第二試合応援のため補習ができず、今日の内に大急ぎで二日分をこなしてしまった。何事も臨機応変が要求されるのがこの時期だ。

疲れて家に帰ると、A子も疲れた様子。彼女もまた一日中目が離せない幼子の相手で消耗しているのだろう。晩飯は豚汁と煮ハンペン。さっと食べて唯のぐずる時間を二人がかりで乗りきろうと、このところいつもA子が作ってくれている。今日も唯はよく泣いたが、20時過ぎには寝てしまった。明日は応援で早出のため、俺も早々に床につく。