朝から雨。東海地方はもう入梅したのだろうかと憂鬱な気持ちで出かけると、例の「部活に問題を抱えている」生徒の部活顧問から、放課後に保護者を呼んで話をすることになっているから同席してほしいと持ちかけられる。もう一人の心配な生徒も朝の時点で登校しておらず、家庭に電話をしているところを「寝坊しました」と顔を見せたのでこちらはまずホッとする。

授業は部分的に実習生にやらせ始めるが、しどろもどろになるところが見ていて歯がゆく、自分でやったほうがずっとすっきりすると感じる。しかし俺だって実習の時にはそのように思われたのだろうし、学生と給料をもらっているプロに違いが現れて当然なのだから、温かい目で見てやらねばならない。とは言え伝えるべきアドバイスは歯に衣着せることなくズバズバ言わせてもらう。彼の大学の教授が参観に来て、授業内容よりも生徒の態度や反応のよさにしきりに感心していた。そういう授業態度を植え付けるために、4月の時点でどれだけ叱ったことか…。

放課後、重い保護者面談ですっかり遅くなる。家に帰ってA子の作るラーメンを食べ、唯をちょっとあやしたら、もう10時だ。唯は一人で寝かせておいてもご機嫌に声を出して手足を動かし遊んで(?)いることが多くなったが、それでも顔を覗かせると嬉しそうに「待ってたよ!」とでも言うかのように笑いかけてくる。その可愛さがたまらない。布団に入ったあとも生徒指導の件が頭から離れず、なかなか寝つけない夜となった。