完全な寝坊。唯がぐずり出した5時過ぎには一度目を覚ましたのだが、そのまま寝入ってしまい、気づいた時は7時を廻っていた。ご飯は炊けているので、味噌汁を温めてあと適当にある物を食べてもらうよう言い置いて、自分は朝食抜きであわてて出かける。それでもいつもより5分ほど遅れただけで、普段から余裕を持って登校しているので職員室でゆったりとコーヒーを飲む事ができた。

テスト初日は何事もなく終わり、午後は職員親睦の学年対抗ソフトボール大会。前任校ではこのような職員間の交流を深める催しが次々と多忙を理由に廃止されており、寂しさというより職員全体の士気の低下について危惧していた。それだけに昨年度この学校に赴任して、学校行事の充実ぶりはもちろん職員間の交流にも大きく力を注いでいることに、とても安心感と信頼感を覚えた。なにしろこのソフト大会、体育科教員が総出で手作りギョーザやお握りを振舞うのである。グランド整備などの準備も率先してやってくださり、本当に頭が下がる。このような体制の中にいると、誰もが自分も何かしら行事の役に立とうという気がしてくるのが普通だろう。

ソフト大会は我等が1年部の優勝。俺自身はキャッチャーでフル出場したものの、内野安打2本のみと攻撃では余り貢献できなかった。久々の運動に痛む体をおして、プールシートの補修に使うテープを買いに街中まで出かける。雨が降り始めており、ちょっと込み入った場所にあったので迷う事を心配したが、幸いすぐ見つかった。

夜は珍しくA子が夕食を作ってくれていた。義母が来て買い物等色々手伝ってくれたらしい。しめ鯖・カツオの刺身に昨日の残りの味噌汁。悪くなっていないかとちょっと心配だったが、里芋がうまく煮とけてかえって美味だった。それにしても唯は夕方から夜にかけては機嫌が悪い。