<今日のデボーション聖書箇所から>

 

そこでイエスは群衆に地面に座るように命じ、七つのパンを取り、感謝をささげてそれを裂き、弟子たちに与えて配らせられた。弟子たちは群衆に配った。彼らは小さい魚を持っていたので、祝福を求めてそれらをも同じように配るように言われた。人々は食べて満腹した。それから残ったパンくずを集めると七つのかごがいっぱいになった。そこにはおよそ四千人ほどがいたが、イエスは彼らを解散させられた。

 

(マルコの福音書8章6~9節)

 

マルコの福音書8章6節から9節に描かれている出来事は、イエスがわずかなパンと魚を前にして感謝をささげ、それを多くの人々に分け与え、皆が満たされるという奇跡です。ここで特に注目したいのは、イエスが行われた「感謝」の行為です。

イエスは手元にある七つのパンと少しの魚という限られた資源を前に、まず神に感謝をささげました。これは、たとえ目に見える資源が限られていても、すべての恵みは神から来ることを認め、その恵みに対する感謝の心を示す行為です。イエスは、感謝を通して神の豊かさに信頼し、そのうえで弟子たちにパンを分け与えさせました。

 

この箇所から私たちが学べることは、感謝の姿勢が奇跡の前提となるということです。私たちも日常の中で、与えられているものがどんなに小さく見えても、まず神に感謝をささげることによって、神はその感謝を祝福し、思いもよらない形で必要を満たしてくださるということです。

 

さらに、イエスが感謝をささげた後、弟子たちがそのパンを配ったように、感謝は私たち自身の心のあり方だけでなく、他者への分かち合いへとつながっていくものです。感謝によって私たちの心は開かれ、神の恵みは他の人々へと流れていきます。イエスが示されたこの感謝の行為は、私たちもまた日々の中で取り入れ、神の恵みに信頼して生きる姿勢を養うための模範です。

 

このように、イエスが行われた感謝は、神への信頼と恵みの広がりを示す大切な鍵であることがわかります。

 

 

すべての肉なる者に食物を与えられる。その恵みはとこしえまで。

(詩篇136篇25節)

 

すべてのことにおいて感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

(第一テサロニケ5章18節)

 

 

 

 

 

愛する天の父なる神様、
あなたが日々私たちに与えてくださるすべての恵みに心から感謝します。主イエスがわずかなパンと魚を前にして、まず感謝をささげられたように、私たちも与えられている小さなものに心を留め、感謝のうちに生きる者としてください。

私たちに求めておられるのは、どんな状況の中でもまず感謝をもって主にに心を向けること、その感謝から生まれる信頼により他者と恵みを分かち合うことです。私たちが日々の日常生活で感謝を忘れず、その感謝が他の人々への愛と分かち合いへとつながるよう導いてください。

主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

a.