おっぱい先生っていうのは母乳外来をしてる先生で赤ちゃんのことならなんでもわかるっていう人でした。
最初はなんとなく夫婦揃って観てただけなのに、
社長が生まれてからの色んな気持ちを思い出させてくれました。
この気持ちを忘れないように書いておきたいと思います。
アタシはもともと飲んでいた薬があり、新しい薬なのであまり日本で症例がないので、
授乳中は避けた方がいいと言われていたので、
アタシはとりあえず体調を崩すまでは母乳を飲ませて、
持病が出てしまってからは薬を飲みミルクで育てようと決めていました。
正直、母性のまったくなかったアタシには母乳で育てたいって気持ちが弱かったんだと思います。
妊娠中期に入るとおっぱいマッサージをやっていたんですが、
何故かアタシは気分が滅入ってしまいました。
やっぱり母になるって実感が薄かったんだろうな…。
しかし中期も後半になるとお腹が張りやすくなってしまい、
張り止めを処方されていたので、
お腹が張りやすくなるおっぱいマッサージは止められ、
ちょっとホッとしてしまうアタシがいました。
そして臨月近く、もう張ってもおかしくない時期にマッサージを再開。
今まで何もしてなかったのにいきなりおっぱいが勢い良く出ました。
他のママさんのブログを読んでいると喜んでることなのに、
アタシは体の変化に幼稚な頭がついていかずなぜか焦ってしまうしまつ。
こんなアタシがもうすぐ出産を迎えていいのかと余計焦ってしまいました。
そして出産後、母乳を吸わせる時、
もしマッサージの時のようなブルーな気持ちになったらどうしようと思いましたが、
そんなことには当たり前ですがならずに(;^_^A、
かといって母親になった実感もなくたんたんとおっぱいをあげたかな。
助産師さんにおっぱいチェックしてもらうと、
初日からよく飛んで出てたし、
母測も大丈夫だったはずだから人並みには出てたはずなのに、
退院後社長は何故か1日中泣きっぱなし。
おっぱいから離れると泣く。
1週間健診のおっぱい外来でまた診てもらっても問題ないと言われました。
でもその後もおっぱいから離れない日々は1ヶ月健診まで続き、
その時言われたのは、
社長の吸う間隔が短いのと浅く加えるせいで、
一度に吸う量が少なくて時間がかかるってことでした。
それから治そうと思って深くくわえさせようとしても嫌がって泣くし、
間隔も短いままだしで実家からでてもおっぱいから離れてくれないままの社長なので、
搾乳して哺乳瓶であげたりしていました。
だから一日中おっぱいのことから離れられませんでした。
でもいよいよアタシが体調を崩して薬を飲まなきゃいけなくなってしまい、
用意しといたミルクの大缶を開けるときがきました。
ミルクを規定量与え、満腹のはずなのに社長はおっぱいを探す。
最初は足りないのかなと思ってたけどそうではなかったみたいで、
眠たい時には満腹でもおっぱいを欲しがって泣く…。
なかなか寝てくれないわが子を抱きながら、
アタシが健康ならば…と申し訳なくて涙が出ました。
そして投薬が終わり、予定だとミルクのままで行くつもりだったのですが、
アタシは母乳で育てたくなっていました。
今後も体調を崩した時だけミルクのお世話になろうと。
というかもう二度と薬を飲まなきゃいけない状況にはならないと決めて。
そして久しぶりにおっぱいをあげようとしても哺乳瓶に慣れてしまい直母を受け付けてくれない

嫌がって泣きまくる社長の口に無理矢理おっぱいを持っていくのがかわいそうだったな。
今日観た番組のママさんはもっと辛い思いだったろうけど、
直母を嫌がる息子さんを抱いて涙してるシーンは、
アタシも色々思い出して涙が出てしまいました。
旦那に泣き顔を観られたくなかったアタシは、
旦那の方を見なかったけど、
実は旦那も泣いていたみたい。
その番組のママさんはアタシとは比較にならないくらい、
すごい大変な思いを沢山してました。
最後に直母で息子さんがおっぱいを飲み始めた時は、
本当によかったと心の底から思えました。
社長は今6ヶ月。いつまで母乳飲んでくれるかな?
まだ浅く吸うのが好きなうちの子は、
授乳に時間がかかりますが、
きっといつか憎まれ口をたたきアタシから離れていってしまうのでw、
今はおっぱいを口実にいっぱい抱きしめさせてもらっときます