静止した闇の中で | Tomorrow everything will change.

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毎日こんなでいいのかって感じのくだらないブログになるかも?



そそっかしいので誤字脱字多いと思います。

ベビは昨日の昼過ぎまでナースステーション。

母子同室の病院で個室にずーっとアタシ一人でしたw

旦那の気遣いで大部屋ではなく、

個室にしてくれました!!

それはアタシが疲れると、

半端ないおおいびきをかくから(笑)?

大部屋も楽しそうですが、
個室は気兼ねなくいられるので、

ずぼらで大雑把なアタシには楽です(笑)









眠れないので出産レポを。

初めてのお産はというと予想外なことばかりでした。

健診に行った当日、もう近いと言われたものの、

それまでがそれまでだったので半信半疑。

でもその日の17時に10分間隔になり5時間キープ。

そして23時には8分間隔になり、

午前0時を過ぎると6分間隔に。



病院に行くと、

「痛そうには見えないからまだだと思うよ」

と言われましたが一応内診してもらうと、

朝より1センチ子宮口は開いていて4センチ。

お産が始まってるとのこと。

意外とアタシ、痛みに強いんですw



入院が午前1時。

普通は分娩室と陣痛室が一緒になった、

特別な部屋に入るんですが、


先客が居たのでアタシは個室にて待機。

2時半には子宮口は6センチ位に開き、

5時には9センチに。スーパー安産ペース!!

「10センチまで開けば分娩室に入れるから」

「今が痛みのピークだけど、

あと1時間ぐらいだから頑張って」

と言われて「案外陣痛って余裕じゃん」

「子宮内膜症の時ぐらいの痛みだな」

なんて旦那と話していたら、

神様の逆鱗に触れてしまったのか、

そこから1時間たっても2時間たっても、

あとたった1センチがまったく開かず(>_<)

腰は割れんばかりにだんだん痛くなるし、

いきみたくなるけどいきめないしで、

ピークと言われてから徐々に辛さがましました。



旦那は必死にアタシの腰を擦ってくれています。






そして「もうすぐ」と言われてから4時間経過し、

陣痛は1、2分間隔で2分ぐらいの波で襲ってきます。


絶対言わないでクリアしたかった「痛い!!!!

って言葉がつい出てしまいました。

間隔の短さと陣痛の長さと痛さで気が狂いそうな時、

旦那がいつも「ベビも頑張ってるよ!!

って言葉をかけてくれ、

正気を取り戻せる事ができました。









そして状況が変わらなくなって6時間後、

アタシは喋る事ができなくなりました。


陣痛の波を必死でこらえたせいか、

全身の震えが止まらず、

波が治まると気を失うように寝て、

痛みと共にまた起きるの繰り返し。

電気椅子を死なない程度にかけられてる夢を、

何度も何度も繰り返しみました。


気が付くと旦那は常にアタシの腰をさすり、

手を握ってくれていました。

それで「あ、まだ出産中か」

と気が付きました。










そして7時間後、

旦那の声で気が付きました。
いつも冷静で優しげに喋る旦那が、

「どうにかならないんですか!?

あと1時間と言われてからもう7時間ですよ!

先生には会えないんですか!?」

と助産師さんに言っていました。


そういえば何時間か前に助産師さん二人が、

「あの女医まだこないんだけど!」

「M部長呼ぶしかないでしょ」

とアタシが寝てると思ってか、
小声で話してるのが聞こえました。

M先生とはアタシが信頼してる先生。

女医の先生がこのままこないで、

M先生が来てくれたらいいなぁと思いました。






そして旦那の交渉後、助産師さんがM先生と話し、

M先生と会わせてくれました。

ただ診察室までエライ遠く感じたガーン

そして先生の判断は、

「陣痛促進剤を使いましょう」でした。

ここの産院は一番ここらへんで厳しいとこで、

自然なお産を目指しているので、

出来るだけ薬は使わないようにしていたので、

ここまでくるのに時間がかかったようです。









そしてNSTを付け、点滴を開始して、

アタシはまた気を失うように寝てしまいましたが、

旦那はNSTをずっとみていたようで、

陣痛波がくる前には必ずアタシを起こし、

「くるよ!!」と心構えをさせてくれました。



先生は診察の時、

「促進剤は緩やかに陣痛が起こるからもう大丈夫」

と言っていましたが、

薬が効くまで時間がかかったのか、

まったく変わんねー変わんねーw






そして「バチン」て音でアタシは目が覚めました。

そこにはずっと付き添ってくれた旦那の姿はなく、

助産師の手がアタシの股間にありました。

「今、人口破膜させました。


陣痛室に行きましょう!!


時計を見ると点滴開始から1時間後、

状況が停滞してから8時間後の午後1時。

やっとアタシ達は分娩室に入る事ができました。







分娩室に入ると、

先客の妊婦さんが辛そうに叫んでいました。

「この人確かもう34時間もいるのか…。

そりゃ叫びたくもなるわな」と思いました。




そして分娩台にのぼると、
今までいなかったこの間の、

頼れるかーちゃん助産師さんが、

手袋を着けてアタシの目の前に。

「アタシのなかのオールスターじゃん」

と嬉しかったなぁ。






そっから念願のいみき開始!!

ヤベ!!いきみかた勉強してないガーン

と思うとかーちゃん助産師さんが教えてくれました。

助産師さんが、

「通常分娩台にのぼってから3時間くらいかかるから」

と言っていましたがアタシは、

そんな体力が残っていない気がしたので、

「裂けようがどうなろうが絶対一発で出す!!!!!!

と決めていきみました。


そうすると予想外の停電!!
なんかブザーが鳴ってましたw





その後さすがに一発は無理だったけど、

分娩開始から30分後ようやくベビが誕生。

元気に泣いてくれていました(o>ω




陣痛が始まってから21時間後。

状況が停滞してから9時間後でした。


旦那情報によりますと、

ベビが誕生したとたん大量の出血が噴射して、

目の前にいたM先生が血を浴びてしまい、

いつも穏やかな先生が「おぉ!!」、

となったとかガーンw





ベビと初対面する時は、

絶対うちら夫婦は泣くだろうと思ってたけど、

アタシは「お待たせー!!」って自然に声が出て、

旦那も「よく頑張った!!」と、

二人とも笑顔で迎えられました。



ずっと巨体児と言われてたけど、

出てきてみると2852グラムの超標準サイズww

ただ脚が長かったんです(←自慢です)






実はアタシは立ち会いはイヤでした。

しんどい姿をみられたくなかったので。


でも旦那がいなかったら、

アタシは乗り気れなかったと思います。

アタシが産んだと言うより、

家族3人で出産、


そして沢山の人にサポートしていただきました。



助産師さんたちは、

「こんなにヒヤヒヤしたお産は久しぶりだったよあせる

と言っていましたが、

いい経験できて楽しかったですニコニコ

今横で寝てる子がアタシから生まれたって、

ちょっとまだ不思議で信じられないけど、

妊娠、出産を経験出来て幸せに思えます。



長文にて失礼しました。

こんな個人的な話を読んで頂いて嬉しいです。


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