結婚式場から葬儀施設へのリニューアルも続出 

 

少子化と高齢化の中で結婚忌避現象まで加わり葬儀施設に看板を変えた結婚式場も相次いで登場している。光州市東区にある葬儀施設もそのひとつだ。ここを訪れる弔問客は「前は祝賀客として来たが、今度は弔問客として来た」という話をたびたびする。この葬儀施設は26年前の1998年まで結婚式場だった。当時結婚式場の事業主が少子高齢化の影響で今後は葬儀施設が大きく成長すると判断し業種を変更したという。葬儀施設関係者は「『私が結婚した所だが親の葬儀のためにまた来た』と話す遺族ともよく会う」とした。 

 

釜山(プサン)地域最大の葬儀施設である市民葬礼式場本店もかつては結婚式場だった。釜山鎮区凡川洞(プサンジング・ポムチョンドン)にある地上7階地下4階の建物は2003年9月から「ハーモニーウェディングタウン」として運営されていた。だが当時の事業者が経営上の理由で結婚式場を閉め、別の事業者が買収して2013年12月に葬儀施設に変えた。市民葬礼式場のムン・ソンフン代表は「本店基準で4~5年前は月に100人程度だった葬儀需要がいまは2倍に増えた。ベビーブーム世代の年齢も高まり葬儀需要はさらに増加すると予測される」と話す。

 

 忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョナン)の国賓葬礼式場も以前は結婚式場だった建物と敷地を葬儀施設としてリニューアルした。国税庁によると、韓国国内の結婚式場は2018年1月の1030カ所から昨年1月には754カ所と5年間で26.8%(276カ所)減った。

 

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