韓総裁が特異な環境で育ち、可哀想な立場であることには異議がありません。独特な信仰を持った母の下で「メシヤとなる男性」の誕生を期待されて産まれた女性です。親として願いはあります。「男の子」がいい、「女の子」が欲しい・・あるでしょう。でも、産む親でさえ決められない男女の性別です。そこに神秘性を感じます。

 

胎児に影響を与える大きな要因のひとつとして、“母親の気持ち”があります。胎児がお腹にいる10ヵ月間、母親はすでに子どもを育てているのです。教育しています。胎児も母親の声や心も全部感じています。既に女の子として お腹で成長しているのに、親が「男、男・・」と、あらわに望んでいれば「お母さん、私は女よ。私を望んでいないの?」となります。生まれてから育つ段階での修復は あり得ると思います。しかし、それに輪をかけた環境だとすれば、男性に対する嫌悪感や自信喪失などの副作用が あらわれる可能性があると思います。

 

韓総裁の場合、後天的にも周囲の人々の影響によって、自分自身の置かれた位地や使命に対して混乱した様子が伺えます。深く原理を学んだことがなく、教えてくれる人もいなかった、そのような時間もなかった? ! 外部の情報は取り入れられず、嘘の情報はたたき込まれた・・確かに可哀想です。だからと言って、黙ってついて行くふりをする? ! のは、最悪ですよ。

 

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