元々はこの「デュアルモードオートマチックロッキングハブ」が
我がランクル70(再販ランクル70)ピックアップトラックには付いてました。
 
しかし今年の車検時にショップから「片側が動きが渋くなってるよ」と言われ
一応メンテナンス(?)してくれたみたいですが一度ハブがロックされたら
4駆を解除してもハブがロックから外れ難いとの事で。
 
 
ソコでどうするのか、また同じDMATLハブを片側買うのか
 
それともいっその事「両側をマニュアルハブ」に換装するのかの提案があり
即決で「マニュアルハブ」にしました(^^)/
 
車降りてハブをカチってやる方が確実だし格好良いし
構造シンプルで壊れづらいし整備やりやすいしデュアルより安いし
 
一個も悪い事なし
 
それで壊れた方は処分して貰いまだ使える片方だけ引き取って保管しておりました(^^)/
 
 
 
ここ最近、自分的には少しやる気出て来てるし
ふと気になって押し入れから引っ張り出して来て構造を眺めてました。
 
 
うん、マニュアルハブと結構違う。
 
各部品の名称は分からないけど
取り合えずで各部品を組み合わせてみて
どう云う仕組みなのかを理解しようとしてみた。
 
スゲー頭使った(笑)
 
ちょっとずつちょっとずつ考えながら
 
何で電気信号もないのにAUTOの位置にすると
トランスファー4H(4L)にすると4駆に切り替わるのか?
 
ドラシャが回った時はどの部品がどうなっているのか?
 
そもそもトランスファーが2Hと4H(4L)切り替えた時に
ハブのそれぞれの動&不動はどれなのか
 
ハブをLOCKの位置にした時のイメージは少し考えたら掴めた。
 
しかしAUTOが何度考えても分からなかった。
ドラシャの回転でWリング(クラウンナット?ロックナット?みたいなやつね)も回る事により
ハブ裏にある出っ張りに「引っ掛かって」ロックされるであろう、と想像
 
でも、それだと疑問が残る。
 
トランスファーで4駆にしていなくともトラクションが伝わっていないだけで
ドラシャが常時回っていないといけなくなる気がした。
 
しかし、どう考えてもそれはオカシイ。
二駆なのにドラシャ回りっ放し???
 
でも各部品組み合わせるとWリング(正式名称知らんw)が
引っ掛かるのは間違いない。
 
なんでだ・・・どこがオカシイんだ。。。
絶対に何か見落としてるか、勘違いしてる筈だ!!!
 
そこでセンセイにカメラで撮った写真にに
テキスト文書打ち込んだ画像作ってから聞いてみた。
 
そしたら「デュアル~は触った事ないよ」と💦
え~、ランクル整備30年の人なのに・・・
 
「目の前で見てる人(俺)が分からないなら自分(センセイ)にも分からないよ」って💦
 
そう言えばセンセイ持ってるのHZ70&80とかだもんな・・・
「触った事ない」なら無理だったなぁ~
 
一瞬肩透かし食らいながら(笑)もう一度考えてみた。
そしたら分かった!!!
 
出っ張りに引っ掛かってるんじゃなくて
更に押し込めてるんだ、って事に!!!
 
それならドラシャより抵抗の低いハブベアリングだけ回るし
スプライン噛んでるドラシャは普段は4駆に入れた時だけ
タイヤとの作動時に「引っ掛かって」ロック方向に押し込んで
ハブを手でLOCK側に回した状態と同じロックになるんだ。
 
表からハブを手でロックするか
ドラシャの回転力を使って裏からロックするかの違いなんだ。
 
スゲー頭使ったけど答え導き出せて凄い嬉しい!