祖母の認知症と転院 | ゆずの香

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2月も終盤にさしかかり、月末の祖母の誕生日が近づいています。

でも、祖母は今年は自宅ではなく病院で過ごすこととなりそうです。

 

おもえば昨年11月に脳梗塞で入院して、そこから祖母がほぼ家にいない日々です。

12月半ばにはようやく退院できたのですが、

1週間もたたないうちにトイレ前で転倒して骨折、再入院となりました。

 

入院後は即手術でリハビリもかねて最低1か月半の入院となりました。

車いす生活のスタートです。リハビリ後歩けるようになるかは、本人のやる気次第だと主治医より。

 

前回の入院もそうでしたがコロナ禍のため面会はできず

ケータイもタブレットも使えない祖母とのコミュニケーション手段が断たれました。

リハビリの様子もわからないし、病院のベッドでおとなしく寝ているかどうかもわかりません。

唯一病院の立ち入りを許される母を通して、家族の写真付きの手紙を届けてもらったりしましたが、見てくれたかわかりません。

それが年末年始のこと。思えばお正月も病院だった…。

 

その後に病院から度々電話が鳴り、夜中にベッドで叫ぶとか、ベッドから降りて歩こうとしたもののしゃがみ込むのが「転倒」扱いになって事後報告とか。

 

前回の退院時に感じたのが、

体力ガタ落ちしたのはもちろんのこと

祖母の認知症がかなり進行していたことです。

 (薬は、本当にだめ。 血圧の薬をやめてから祖母との意思疎通はかなり改善しました。)

 

不安もありましたが案の定、いよいよ看護師さんの手に負えないということに。

近所の精神科医を受診し、そちらの病院でみて頂けることになりました。

今は精神病院にいます。 

 

夜中の叫びも(寝言は以前からあったけど) あるようですが、 同室の隣のおばあちゃんも似たような症状があるから平気だと

電話越しに言ってくれる担当の方、本当に本当にありがとうございます。

 

ただ、精神病院では心の様子は注意してみてくれますが、リハビリはできません。車いす生活が一層定着するものと思われます。

 

計画では自宅に戻るか、介護施設に入るかを目標にしていますが、どうなることやら。

 

自宅は、寒いしバリアフリーの改善すべき点が山積み。

介護施設は入居待機者が多く、介護認定やら入居条件やら手続きを段階的に踏むので いつ入れるかわかりません。

 

自宅か… 

今年は雪がたびたび降って、自宅は極寒なので、トイレが多く、寒い廊下を行ったり来たりや手洗いも祖母にとっては酷だと思う。

退院した数日の間も、毎日寒さを訴えていたし…。

病院の暖かい部屋で過ごす方が、実家よりいいこともあるのかな、と思ったりもします。

 

雪といえば、今日も もりもり降っています。雪

 

はやく春になあれ。