隅田川沿いなどを歩いた時に見かけていたGTS観光アートプロジェクト(東京芸術大学(G)、台東区(T)、墨田区(S)の共催による地域連帯プロジェクト)の作品群を、以前から全部見て歩きたいと思っていたのですが、先日地図がネット上にある事に気が付いたので回ってきました。アート作品は全部で12、そのはかアートベンチが5種類あり、東京スカイツリーと浅草間のいろいろな場所に配置されています。








この作品はスカイツリーの西側にある小梅児童公園に設置された『おぼろげ』
「敷地は東京スカイツリーの目先にあり足下には様々な人、物、建物が混在しています。その足下の風景を棒のフィルターでぼやかすことでどの場所でもない抽象化されたビュースポットをつくろうと考えました。また、墨田生まれの葛飾北斎は円形に霧雨や雲を重ねて描く事で空間の奥行きを表現していました。おぼろげな風景の中で東京スカイツリーはよりクリアに浮かび上がり新たな鑑賞のかたちをつくりだします。」



近くで見上げるとポールが漫画で使う集中線のように見え、空から何かが飛んでくるようにも。


使っているポールの本数は161本。さすがにスカイツリーの高さ634mにちなんで634本というわけにはいかなかったようです。


===スバル===