刈払機vs除草剤
楽して除草したいという理由で使用するのが除草剤ですが、刈払機の扱いに慣れてくると草を刈る方が早いです、除草剤を使用するのが面倒くさく感じます。
刈払機取扱作業従事者安全衛生教育
刈払機取扱に関する安全衛生教育です、安全衛生教育は特別教育に準ずるという位置付けです、特別教育と基本的に同じなのですが、ひとつ大きな違いがあります、特別教育は対象作業の教育をせずに作業させた場合には罰則(6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金)があります、安全衛生教育は教育せずに作業させても罰則はありません自転車のヘルメット着用と同じようなイメージです。
WEBでの受講も可能です。
緑地管理
これからの季節は雑草がすぐに伸びます、梅雨明け後は特に雑草が急速に伸び続けます、緑地管理を専門業者に委託しているのであれば話は違いますが、自前で専門部署を持たず管理しているのであれば雑草の成長に草刈り作業が追い付きません。
緑地管理のコツ
・広葉雑草は除草しない
カタバミやシロツメクサなどの広葉雑草はイネ科の雑草のように高く成長しないため見栄えは気にせず出来るだけ放置します、広葉雑草を除草してしまうと今まで広葉雑草に光合成を遮れ成長することが出来なかったイネ科の雑草を成長させる機会を与えることになってしまいます。
・除草剤を乱用しない
これは広葉雑草を活かす意味です、やたらと除草剤に頼るのはやめたほうが良いです、またある程度伸びた雑草に使用しても茶色くなるだけで無くならない場面も多々あります、結局は草刈りを行うことになり2度手間になってしまいます。
・草刈りは高刈りで行う
これも広葉雑草を活かす意味です、地際狩りを行うと成長点が地表にある広葉雑草が生えなくなり、成長点が地中にあるイネ科の雑草のみが成長してしまいます。
・刈り取った草を集めない
見た目は悪いかもしれませんが、刈り取った草はそのまま放置で良いです、草マルチです、刈り取った草が地表を覆うことで光合成を遮ります。
・夏の時期はあきらめる
熱中症の危険もあります、夏の時期は無理しないで雑草の成長が止まる11月にはキレイに刈れているくらいの気持ちで取組みましょう。
最後に
工場立地法により敷地面積の20%以上は緑地にする必要があり、緑地の定義には整備されていることとの記載があります、専門業者に整備を委託した場合は結構な額の費用が発生します、緑地整備は誰でも出来る簡単な仕事だと軽く考えられがちですが、経験が必要な頭を使う仕事です、やるからにはプロ意識です。
刈取り高さにより種類があります
簡単な作業で研磨出来ます