昭和歌謡とか
昨日、NHKで阿久悠の追悼番組みたいなのをやっていて、ちらっと見てたんですが・・・。
昔、って漠然としてますが、打ち込み以前の歌謡曲っていうのは、いまの耳で聞くとなんともゴージャスですね。
山本リンダの「どうにもとまらない」とか、ラテンなパーカッションと叫ぶギターが、なんともカッコよく。
アニメの主題歌も、昔はちゃんと(?)してました。
具体的には、'80年代初頭、昭和50年代なかばまででしょうか。
いまだにコンピレーションがリリースされ続ける初期ルパン三世は言うに及ばず。
起動戦士ガンダムの主題歌「翔べ!ガンダム」などは、壮大なストリングスとゴージャスなブラス、隠し味的なTB303が大変素晴らしく。
時代は下って。
これが、新世紀エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」などになると、どうしようもなくどうでもいい適当打ち込みポップで、心の底から悲しくなります。
主題歌も鷺巣詩郎に作ってもらえばよかったのに。
って、エヴァンゲリオンももう10年以上前なんですけどね。
まあ、エレクトロニクスの浸透と拡散は、テクニック(とお金)のない人たちのイマジネーションを具現化するきっかけになったいっぽうで、適当に作られた適当な音楽、あってもなくてもいいような、と言うか、むしろない方がいいような音楽が世に溢れるきっかけにもなってしまったわけですね。
・・・。
そういえば、毎年恒例a-nation 、今年も味スタで行われるようですね。
ただでさえアレな味スタの芝が、ますますアレに・・・。