『木の芽どき』 | 久世樹(くせじゅ)のブログ

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野山が一斉に笑い出す「芽吹きどき」は、長く生きてきた初老の身にはいささかつらい「木の芽どき」でもあります。

そんな季節を詠んだ秀句をいくつか、
〈古傷が おのれ苛む 木の芽どき〉
【稲垣きくの】
〈友も老い 独り留守居の 木の芽どき〉
【久保田一豊】
〈ふくらんで 母となりゆく 木の芽時〉
【仙田洋子】

戯れに拙句もいくつか、
〈鬱鬱と 仰ぎ見つめる 樹の芽吹き〉
〈山里に 溜め息ふたつ 木の芽どき〉
〈木の芽どき 友軽鬱と 返信(メール)あり〉
【久世樹】

今朝、鶯の初音を聴きました。カラリと晴れ渡った「五月晴れ」が待ち遠しいですね。