私たちが未来にあり続けるために②
最近、当blogにも意見を寄せていただくことが多くなり、嬉しい限りです。
もちろんご批判も十分に理解し、今後、学園の再生にむけて、私たちの「声」にしていく必要があります。
日本だけでなく、多くの国でも「大学」等の研究機関が「象牙の塔」として認識されていると、ある外国人の知人に聞いたことがあります。
しかし、現在、欧米を中心に行われている資金調達(運営等)では、大学等の経営は透明かつ第三者による証明を求める場合が多い。それは、格付け会社の評価ではなく、金融機関による審査を中心に、債権(学校債?)による調達では必要なことであろう。
健全な財政とは、現状のままで赤字でないこと、ではありません。
その点を履き違えているまま、倒産した企業はたくさんあります。
また、大学の歳入は年間多くても2回ほどであり、それを12ヶ月分割して支払っていく(使う・支出)、という形であろうと、多くの関係者にも確認をしました。
年間に取り扱う金額は、特に歳入に関しては、数十億(専門大学)とも数百億(総合大学)とも言われます。
この場合、健全な財政とは「バランス」であるという点が、守られるべきだろう。
現在、多くの教職員には知らされていない『計画』が進んでいるという。
現在、建物増設案が秘密裏に内諾され、既成事実を作る計画が進んでいる、という。
校名変更事件も記憶に新しい。突飛な考えで事を進めるのは止めるべきだ。
この経済専門大学では、現在の定員、そして現役生徒の質の向上こそが、テーマであろう。
○○建物を建て、地域の活性化を-
特に地方公共機関が建てた見本市会場、博物館、体育館、オペラハウス、リゾート施設には、ノウハウがなく、稼働率も低迷したまま。そして、タダ同然に、外資や民間企業に買い取られている無策ぶり。
私たちは多くの失敗を目にしてきている。
施設は誰のために建てるのか、それは学生のため、であろう。
間違っても、施設の充実を、教員が、経営者が誇ることは許されない行為だ。格付けAということだけでは資金調達はできない。それは、年間数億円というお金に眩んでしまっている結果だろう。
三○証券という会社がかつて江東区に作ったリーディングルームは世界一、と宣伝された。
しかし、その設備の返済が負担となり、倒産(破綻)となった。私は、その「世界一」と評された施設を
見たことがあるが、結局のところ、経営者の自慢話であったに過ぎない。
戦後すぐの話になるが、大学に移行する際、お金が足りず、同窓生や現役生がアルバイトをして現在の東京経済大学が「大学に申請できた」という歴史を忘れてはならない。
予算規模は数十億円という規模となったが、教育機関に期待することは設備ではない。
ましてやバラエティーさでもなく、その学生生活を経て、どのような人材を輩出できるかが評価されるのであろう。
大学の倒産で被害を被るのは、現役生・両親、卒業生、そして職員。
決して教員や大学経営者が一番の痛手ではない-
私たちの母校が、いま大きな過ちを犯さないように、しっかりとした人材を学長にしてもらいたい。