最近休前日は、飲まずに体を動かすか早く休むようにしている(健全!)。
土曜は11時間睡眠。
金曜は早く休んだのに、11時間。タップリ睡眠補給…寝すぎだなぁ。みんなどうして休日でも早く起きれるんだろうか。
相方の懸案の件が解決したお祝いに、きょーたさんのお店 へお邪魔する。
■ラ・フレッチャ
http://www.lafreccia.jp/index.html
アットホームな雰囲気が、居心地よくてもうくつろぎまくり。
しかも、僕らの通していただいたテーブルの右の絵がものすごく気に入ったのでした。
写真撮ればヨカッタなぁ(飲み始めると、写真撮るのをいつもいつもいつも忘れる。うがぁ。)
ゴルゴンゾーラとはちみつのサラダ…組み合わせの妙ですね、ウマかった。。そのまんまガシガシ食いつくしてしまいたくなる主役級のガーリックトースト、柔らかくてトロトロなトリッパに、釜焼きのマルゲリータに、パスタに、ドルチェに…
もうそれぞれのお皿舐めまわしたいくらいでした(お皿のソースをすくおうとして頼んだガーリックトーストもウマすぎてそのまま食っちゃったし(笑))。ウマかった~。
そして、なによりきょーたさんのおもてなしにいたく感動。
あまりにも居心地がよくて、ワイン2本と、とどめのリモンチェッロですっかりゆるゆるになりました(くつろぎすぎ!)
ごちそうさまでした。また近々。
■
日曜は2度寝・3度寝・4度寝を繰り返しつつ(この日も12~3時間は寝ている計算)
日経新聞の記事に出てきた、芦花公園の世田谷文学館 で行われている企画展「向田邦子 果敢なる生涯」へ行く。
厳格な父親とどう対応するか、というのは子供にとっては大きな壁である。どうしてもうまく対応し切れていないという、悶々としたものを今でも僕は持っていて、きっとずっと持ち続けるんだろう。
向田邦子 さんの僕の中でのイメージは、凛とした自立した強い女性というものである。その彼女が厳格な父親に対し、畏怖と(尊敬と)、そして彼女なりのスタンスで接していたことがよく分かる名作エッセイ「父の詫び状」を読んでいたく感銘を受けた。向田邦子さんとの出会いは実はそこから。
- 向田 邦子
- 父の詫び状
そんなこともあって、小説やドラマよりも先に、彼女自身のパーソナルな部分に非常に興味がある…という、ある意味失礼なファンでもある。
クロワッサン特別編集の「向田邦子を旅する。」を読み、様々な品物に対しての徹底したこだわりと愛し方を学ばせていただいたなぁ。真似できるものなら真似したい…。今回は、かごしま近代文学館 ・実践女子大学図書館 から運び込まれた貴重な品々をお目にかかれるまたとない機会である。
- 会場にいきなり現れるのが、旅行先や家族友人との写真。
美しいというか、凛としているというか、毅然とした深さというべきか、表情に引き込まれる。
続いて、「う」の引き出し。
向田さんのお気に入りの品々の包み紙や店のチラシなどを入れていた引き出し。
「う」は「うまいもの」の「う」だとか。
「向田邦子を旅する」とにかなり詳しく載っていてそれと重複してしまうが、メモメモ。
■今はなき伝説のカレーの名店、上野「モーティマハール」
■大阪寿司の西麻布「梅好(ばいこう)」
■釧路 田村商(筋子・紅葉子・数の子)
■御殿場「二の岡フーズ」ボロニアソーセージ
■京都右京区 鰹エキス
■六神丸
■和菓子 金沢市東山「吉はし」
■台湾料理 「麓郷(れいきょう)」何かの雑誌の長山藍子さんがお奨めしている記事
■千葉コミヤ味工(鎌倉の三留商店に頼んでいた)「玉黄金らっきょう」
そして愛聴盤(LP)の数々。興味深いなぁ。
■都会のランナー/泉谷しげる
(本田靖春著「誘拐」の主役に推薦したとか)
■マル1/マル・ウォルドロン
■奇妙な果実/ビリー・ホリディ
■三年坂/グレープ
■枯葉/コラ・ヴォーケル
■イントロデューシング/ミリー・バーノン
■愛のフィーリング/アン・マレー
■無言歌集(ヴェニスのゴンドラの歌)/メンデルスゾーン
- マル・ウォルドロン
- マル - 1
- ビリー・ホリデイ
- 奇妙な果実
- グレープ
- ライヴ 三年坂
- ミリー・バーノン
- イントロデューシング
贈り上手だった、向田さん。
「好日」と書かれた、封筒。
次はどなたになにを贈るつもりだったんだろうか。
乳ガンとの闘い、そして惣菜割烹「ままや」の開店を妹(和子さん)にすすめたこと。様々な逸話に、胸がいっぱいになる。
手書きの原稿
愛用の品々
電話・留守番電話
手紙
勝負服
カメラ
旅行トランク
などなど。
こうして自分の愛用品が、展示されている様子をどうお思いになっているのだろうか。ちょっと聴いてみたい気もする。
そして、最後に、旅行関連の展示にある
パスポートの写真の怖いくらいの美しさと、
ニューヨークでのワールドトレードセンタービルが写り込んだモノクロの写真にグッとくる。
同展は5月27日(日)まで。
しかし、世田谷区はこういう施設があってうらやましい限り。
「ままや」の板前さんが経営されている向嶋
に行きたくなる。
(「ままや」当時のメニューも味わえます。ホントいいお店です。)
■
帰りは神保町 に寄る。
日曜はお店は閉まっていがちなので、純粋に本を探す。
新刊書は「東京堂書店」 で買うことが多い。落ち着いて本を探せるのと、店員さんが在庫チェックをしてレジまで持ってきてくれる(ここ大事)。あと、ブックカバーが10年前と変わっていないんだけれども、幾何学的で好き、というのもある。
「幸福論 アラン」「何のために働くのか」そして、BE-PALの増刊号「b*p vol.4 ココロが満たされる仕事。いつか飛ぶための準備」 を購入。
神保町のあたりでどこが一番好きかといえば、すずらん通り 。
夕暮れのすずらん通り 。なんか好きなんだよなぁ。昭和な居酒屋「浅野屋」 も今日はオヤスミ。残念。
5/26(土)は、本の町神田 第21回すずらん祭り 。予定がなければ顔出そう。
■
小川町にある学生時代のバイト先「ドトールコーヒー神田小川町店」へ寄ってみる。
閉店のお知らせが出て、工事用の囲いで封鎖されていた。
閉店の話はソシ君から聞いていたんだけれども、実際目にするとムショウにさみしくなる。
目の前には、当時はなかった巨大な巨大な、そしてキレイなビルが立っている。デリバリーでコーヒーを持って行った博報堂のスタジオもなくなり、印刷会社もなくなり、お店を開ける前に必ず寄ってくれてたロシア料理屋バラライカのおじさんたち、よくサービスしてくれた立ち食いうどん屋のおじさん、マージャン屋の女将は元気かなぁ。
もうあの店はみんなの記憶にしかなんだなぁ。
ここでiPodからは
The Firstcut is the deepest / Sheryl Crow
… ちょっと泣きそうになる。
変わっていくのを良しと思っていながらも、毎日多少は変わっている(変えている)つもりであっても、なにげにその実は農耕民族のように定住の地にハマっているんだろうな。そんなつもりなくても。
そして、それも間もなく終わりを告げ、イヤガオウにも一歩先に進むことになるわけだな。
そう思いながら、お茶の水駅へ向かう。
山小屋喫茶店「穂高」が見当たらなくて、もしや…と動揺するも、日曜日だからやっていないだけだった。ほっ。
今日は本来はブルー極まりない日曜の夜だけれども、連休中ということで明日も休みだ。その喜びをかみしめて、僕はいまを生きる。
まずは今日買った本を読むことにしよう。
よい連休を。
Changing Man / Paul Weller
- アラン, Alain, 神谷 幹夫
- 幸福論
- 北尾 吉孝
- 何のために働くのか


