ちょうど一週間前の日曜の夜、休日出勤から戻って彼女と散歩に行った。
寒かったけど、なんとなくいつもの散歩コースよりちょっと延長したりして。
今思うと、それが最後の散歩だった。


月曜の日中、痙攣を12回起こした。
それを聞かされたのは、深夜帰宅した時。彼女はもうグッタリと疲れ果て死んだように眠っていた。
僕も仕事のことやらなんやらで疲れてたので、またすぐに元気になるよと思いそのまま寝てしまった。


火曜の朝、起床。
彼女は顔を壁にしなだれかかるように寝ていた。
尋常ではない姿に心配しながらも時間がないため、いつものように声をかけて家を出る。
当然反応は無かった。

火曜の日中に母親からメールが来る。彼女が「虫の息」と。
心配ながらもなかなか会社を出ることが出来ず、帰宅は深夜に。
家のドアを開けると、一瞬彼女の顔が上がって僕の方を見た。
力を振り絞るように。。。そして、すぐに力なく崩れ落ち反応はなくなった。
彼女が12回の痙攣以降に自分の意志で動いたのはそれが最後だった、と後で母親に聞かされた。


水曜にも意識は戻らず。
帰宅は21時頃。彼女は死んだように寝たままだった。
側にいて頭を撫でてやることしか、出来無かった。

トイレに立った時にサッカーの北朝鮮戦を少しだけ観戦した。後半40分あたりで、間もなく大黒のゴールを見て、ガッツポーズ。正義は勝つ。

そして彼女のそばに戻る。絶対、大丈夫だからね…。
その時、彼女がイビキをかき始めた。今まで人間のようにゲップやおならはすることがあってもイビキをかくのは始めてだ。嫌な予感がする一方で、呼吸もしっかりしている。これは快方に向かっていると思いたい。布団を横に持ってきて、彼女と一緒に寝た。


木曜朝目を覚ますと、苦しそうな呼吸をしている。というよりも呼吸が勝手に出てしまう、というような。
会社に行く時間が迫る。涙をこらえて、彼女の足を握って、会社へ向かう。

母親からメールが届く。
「7時40分でした」

帰宅すると彼女のお迎えはなく、そのかわりに彼女が寝ていた。
今にも目を覚まして起き上がりそうな、本当に安らかな顔だった。
この小さい体で原因不明の痙攣に本当によく耐えた。
本当によく頑張った。もう苦しまなくていいんだよ。


金曜に、タウンページで見つけたペット葬儀屋さんへ。
何件か電話をしたところ、一番感じのよかったところ。
そこは、森の中にあるこじんまりとした施設。
そこで飼っている犬が色は茶色だが、彼女そっくりで驚く。「これもなにかの縁かね」と話していると、担当の方に「本当におだやかないい顔してますね」と言われた。あの苦痛に歪む顔を知っているだけに、嬉しかった。
そして彼女が骨になった。「こんなに綺麗に残るのは珍しいです」と言われた。
頭部はまさにそのまま彼女の頭だった。
彼女の母親が眠る山に埋めて供養することになり、彼女のお通夜も終わった。
どうぶつセレモニーさんの本当に優しい愛情ある対応に慰められました。
本当にありがとうございました。

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僕が高校の時にウチに来てから、13年間。
ほんとうに思い出をたくさんありがとう。
さようならプリン。そして、また会おう(^-^)!

そして、心配していただいた方々、本当にありがとうございました。



プリン


プリンをデミオ号の助手席に乗せると、窓とか正面は一切見ずに、運転席の僕をずっと見てるのです…(泣)

ドライブ、大好きだったんだよなぁ…(泣)