一般の方に知っていてほしい内容つらつら | tktsmrのブログ

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落書き帳でございます。

原発以降話題に。

一般の方々はここまで知っていると自慢できそう。


●放射線はエネルギーの流れ、放射性物質は放射線を出す物質、放射能は放射線を出す性質のこと。放射性物質は物質なので蓄積するが放射線はエネルギーのため蓄積はしない。特に最近は報道関係の影響や誤解から放射能≒放射線物質になっていることは注意。放射能は物質ではなく能力のこと。〈『「放射能を持つ」放射性物質』から出る放射線〉。

●放射線がなぜ危ないかというと、放射線のもつエネルギーが細胞の設計図であるDNAにダメージを与え、結果、組織を破壊したりがん細胞ができやすくなるから。放射線は直進し、距離に対して二乗で減衰するので発生源から少し距離をとれば問題はなくなる。ちなみに放射線によるがん治療は、がん細胞が放射線の影響を受けやすいからできる。

●放射線関係の主な単位には、物体1kgあたりの吸収放射線量のGy:グレイ、人体1kgあたりの吸収放射線量のSv:シーベルト、物質が持つ放射線を出す能力のBq:ベクレルがある。なお、単位につくmとμの違いには注意。mは1/1000、μは1/1000000でかなりの違いがある。

●放射線が人体に与える影響はすぐに影響が出る確定的影響と長期的な確率的影響に分けられる。確定的影響は最低でも「一度に」250mSvの線量で白血球の減少が始まるといったもので、一般生活ではまずありえない。確率的影響は100mSv~150mSv以上でがんで死亡する確率が増していくというものだが、100mSv0.5%の上乗せにすぎないが、200mS v1%と以後直線的に増える。

●各地で検出される放射性物質だが、常に自然界には宇宙や地層の岩石からの放射線があるし、たいていの物質にはごく普通に放射性物質が含まれる。原発事故以降注目されているが、立ち入り禁止区域でもない限りは影響をひどく気にするようなことはない。食品不安もあるが,もともと放射性物質を含まない食品など無い。程度・許容の問題であり、そのために規制もある。完全防護などできないので、できることは少しでも減らす方法を考えることだが、確率的なことを言えば、放射性物質での健康不安より交通事故に気をつけた方がいい。