始めて彼と出会ったのは、小学校1年の時だった。

正直言ってこんなにも長い付き合いになるとは、その時思ってなかった。

そんな彼と本格的に仲が良くなったのは小学校5年の時。

きっかけは、ささいな事件。

俺の靴が隠される。って事件。

半泣きで学校から帰ってきたのを覚えてる。

だが、俺達の物語はそこからスタートしたんだ。

その事件の後、俺達は親友?と言っても過言じゃない。

少なくとも俺は、今でもそう思ってる。

中学に上がり、クラスは違えど遊びまくった。

いい歳になりながらもプロレスごっこ。

プレステで闘魂列伝。パワプロ。

タバコなんかも一緒にプッカプカ。

高校ん時もそんな感じ。

彼の家に泊まり込み、ゲームやら、何やら。

でも、彼は俺よりも先にhiphopにはまってた。

部屋にはライムスターのポスターが貼ってあり、B-BOY parkの着メロだった。

俺は、その時何だかよくわからなかったのだが、彼は当時からそんな感じだった。

俺達は、普通だ。ストリートがどーの。そんなんは、ファッションみたいなものだったんだ。

金はない。だが、イリーガルな物は持っていた。

ちなみに、俺はね。

そんな彼と、ラップをやることになったんだ。

当時、地元のカリスマ的な?存在のヤツのイベントで。

場所は、clubズール。はたまた、clubX。

そこが俺達の原点『KTDM』言霊。

悔しい思いはたくさんした。どーやったら客をのらせられるんだろうか?

悩みに悩んでるさなか、一人脱退。

俺と彼との二人になったんだ。

まぁ仕方ない。一人抜けようが、やることは変わらず、やるしかねぇ。やる前に殺る。

そのスタンスは変わらなかった。

俺達の小さな小さなサクセスストーリー。

続きはまた明日。こうご期待。





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