​名古屋戦は良いイメージがない


開幕から2試合を1勝1敗で終え、ホーム開幕戦に迎えるのは名古屋グランパス。


本当に勝った記憶が少ない。

自慢ではないが、名古屋が降格した2016年でさえシーズンダブルを喰らっている。


ただ、意外にも通算戦績は12勝9分16敗と、そこまで大きく負け越しているわけではない。

しかも、12勝中8勝がホームでの勝利。


昨年もシーズンダブル喰らって、今年はやり返さないと気が済みませんよね?


開幕戦は鮮やかな逆転勝利を収めたものの、ガンバには目も当てられない試合で敗れた新潟。

この試合が正念場である。



  ​ホーム開幕



ビッグスワンからスタート。

別に語るべき行程とかないですからね。


寒すぎる。

サッカーやるって環境じゃねえぞ。


でも、試合があるなら俺らは集う。

そこに理屈とかは存在しない。



今年も74から。


なんすかこの天気は。

ピッチが霞むほどの吹雪。

カラーボールも準備される始末。


秋春制についてぐだぐだ言いたくはないけども、出来ないものは本当に出来ないんですよ。

雪国舐めないで頂きたい。



一旦、最上段に避難したが…



これは酷い。

芯まで冷える。


しかし、物の数分で今度は太陽が出てきた。

これぞ、日本海側、新潟の天気といった感じ。



晴れてる間に撮った名古屋の皆さん。

目測で700人くらいでしたかね。

お金と3ポイントを落として帰ってください。



アップが始まる頃には、またもや曇天に。


名古屋サポはビッグフラッグで迎える。


スタメンは4-2-3-1で、こじ、そーや、トミー、マイケル、ゴメス、松田、秋山、宮本、小見、よしくん、そして新加入初スタメンのおのゆ。

否が応でも期待がかかる。


名古屋は開幕2連敗。

しかも無得点。

こういう相手に死ぬほど弱い。


てっぺんとるなら、お付き合いなんてしてられませんよ。

勝ってその覚悟を示せ。



入場直前にはこの晴天。

もう意味が分からん。


新潟のキックオフで試合開始。


ポゼッションで上回る新潟に対し、最初のチャンスは名古屋。

15分にビルドアップのズレを奪った永井がシュートを放つが、枠を外れていく。


新潟のファーストチャンスはその4分後。

おのゆのパスを小見がダイレクトで放つが、サイドネット。


その後は、両チームともにチャンスらしいチャンスは作ることが出来ない。

ゴメスのミドルが唯一の可能性を感じたシーンだった。


前半終了0-0。



決して悪くはない前半だったが、得点を奪うことはできなかった。

しかし、守備面での集中力は素晴らしく、決定機を作らせなかった。

後半は、攻撃にアクセントを加えて欲しい。


HTでの選手交代は無し。


名古屋キックオフで後半開始。


前半同様高いポゼッションと、守備の集中力を保ち新潟ペースで試合を進める。


しかし、最後の局面で決め切ることが出来ない。

特に、この日は松田が上手く機能していなかった。


天気同様、試合もなんだか寒い展開に。

名古屋サポの「風」に対しては、こんな寒いのに風なんか起こすなと、どこからか声が聞こえてきた。


69分には海斗と長倉を、78分には長谷川元希をそれぞれ投入する。

攻撃的なカードを切り、とにかく点を取れという分かりやすいメッセージ。


しかし、前がかりになった新潟の隙を突いて、名古屋中山がGKと1対1の局面を作る。

これを、こじが右足で防ぎこの日最大のチャンスを紡いだ。


守備陣のエフォートに応えるかのように、88分、カウンターで途中出場の長谷川元希がペナルティエリア左手前からシュートを放つ。

それが、名古屋椎橋に当たり、軌道が変わってそのままゴールネットに突き刺さった。


遂に均衡を破り、新潟先制。

長谷川元希は移籍後初ゴールで、J1初ゴール。


アディショナルタイムも耐え抜き、ホーム開幕戦で今シーズン2勝目。


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あついぜ、あついぜ元希!

火傷するくらいあつい試合を見せてくれた。

寒さなんかどっか行ってしまった。


とにかくこの日は守備が素晴らしく、失点する気配すらなかった。

肝が冷えたのは1対1を作られた局面くらい。


こういう試合を勝ち切れたのは本当に大きい。


あえて厳しいことを言うならば、決定力のところ、なんとかしないとね。

総じて勝ち試合に出来るクオリティではなかった。

勝って反省出来るなんて、これ以上のことはないです。


ただ、何にせよ勝ちは勝ち。

喜ぶべき所と、反省すべき所、その分別はしっかり付けていきたい。

個人的に、そこがしっかり出来ているチームは強いと思う。


それともう一つ。

池内主審、この試合の判定は酷かった。


レフェリーが主役になっちゃいかんのですよ。

あり得ない見逃しに、フラストレーション溜まる判定、挙げ句の果てに理解不能なカードとやりたい放題。

ゴール裏では、とてもここには書けないような怒号が飛び交っていました。


いいゲームコントロールをしても褒められず、批判ばかりされるレフェリーという立場の難しさは理解しているつもりだが、プロとして試合に参加している以上、それに見合う働きをして欲しいというのがこの日の本音でした。


選手が怪我してからでは遅いし、試合が荒れ始めてからでも遅い。


適切なゲームコントロールをして欲しいと願う。



試合後はまごころ亭へ。

勝手に味噌ラーメンの最高傑作だと思っている。

大変美味しく頂いた。



帰宅後は祝杯。

基本的に酒の味は分からないのだが、このビールが美味しいのだけは分かる。

それくらい美味い。

もちろん、勝利補正も掛かってるだろうけど。



  ​叶わない夢だろうか


ホーム開幕戦を勝利で飾り、2勝1敗の5位。


キックオフ前の煽りVTRで、”叶わない夢だろうか?”という表現があった。


それに対するアンサーは、”信じよう”。


タイトルを獲る夢も見れなくなったクラブが、もう一度俺たちにタイトルを獲る夢を見せてくれている。

それも、もっと現実的な目標として。


サポーターは誰1人として、叶わない夢だとは思ってないし、多くの人は獲るべきクラブだと思っている。


やってやろうぜ。


次は東京ヴェルディ戦。

圧倒的な雰囲気で叩きのめそう。



2024.3.12 投稿

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〈次回更新予定〉

2024.3.16   J1リーグ第4節 東京ヴェルディvsアルビレックス新潟