高濃度ビタミン療法を受けるにあたり、「G6PD検査」をする事になった。誰でも治療出来るわけではなく、ひとまず「G6PD検査」をして異常がなければ、高濃度ビタミン療法を受ける事ができる。「G6PD検査」とは、ごくごく簡単にいうと遺伝子に異常がないかを血液で調べることが出来るのだ。
「G6PD検査」は外注らしいので結果が出るまで3、4日は時間を要した。その間つくしは、やはり煮干数匹しか食べず、睡眠もほとんどとれず、呼吸は苦しそうで結果が出るまで長く感じた。
結果………治療可能!よし。
先生に、治療費は保険が適用されるか聞いた。
「…されます。」
よし。
治療は午前10時から18時まで高濃度ビタミンを点滴入院となる。それを週2日、通院となる。
なかなか長丁場だ。
最初は濃度が低めのビタミンを点滴し、徐々におよそ1ヶ月ほどをかけて濃度を上げていく。

